大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
コプト・エジプト語(通称:コプト語)は、5千年の書記記録を持つ古代エジプト語の最終形態である。本講座は、コプト・エジプト語の中でも、初期キリスト教文学、グノーシス主義文学、マニ教文学を数多く残すサイード方言を中心に文法と語彙と文化的背景を学び、最終的にはグノーシス主義文献である『トマスによる福音書』を読めるようにする。コプト・エジプト語初級Iでは現代のコプト正教会の典礼言語であるコプト・エジプト語ボハイラ方言を学んだが、本コースは初級Iを取っておらず、コプト語が初めての受講生も受講することができる。初級Iを修了した受講生には、文法や語彙が著しく異なるサイード方言を学ぶことで、コプト語の方言間の違いについて理解を深めることができる。


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【重点を置く学習内容】
文字、発音、講読、読解、翻訳、文法、宗教文化

【受講対象者】
どなたでも受講可能

【テキスト】
講師作成の教材・レジュメ等を電子配布

【備考】
本講座の一般受付期間は次のとおりです。

【一般受付期間】(4)2021年10月21日(木)10:00～2021年11月10日(水)23:59


※「講座スケジュール」の内容は授業の進捗状況により変更する場合がございます。予めご了承ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。

　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	宮川 創
肩書き	京都大学大学院文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター助教
プロフィール	専門は、エジプト語史、コーパス歴史言語学、人文情報学。ドイツのゲッティンゲン大学でコプト・エジプト語文献のデジタルアーカイブとデジタルコーパスの作成に約5年間従事する。ドイツのゲッティンゲン大学とライプチヒ大学、イスラエルのエルサレム・ヘブライ大学、イギリスのロンドン大学(UCL)などで、5千年以上の文字記録をもつエジプト語の各時代の文献とエジプト学・コプト学を学ぶ。