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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-07-21 / その他教養 / 学内講座コード:E2108004

【水19:30】ホモ・サピエンスの世界史1:帝国という解 一般受付(7)7/2(金)10時~

主催:東京外国語大学東京外国語大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先:東京外国語大学
開催日
08月04日(水) ~ 10月27日(水)
講座回数
12回
時間
19:30~21:00
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
11,800円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
本講座はホモ・サピエンス、現生人類が誕生以来20万年でどのようなユニークな活動を行い、それが現代どのような課題を持つに至ったかを見通します。夏学期では、狩猟採集時代から18世紀までホモ・サピエンスが帝国という体制で平和と繁栄を達成しようとした歴史を見ます。ユーラシア大陸は東西に拡がり、多様な社会文化を育み、相互の交流が盛んで、文字、思想、宗教、文物が発展を遂げ、大洋を越えた交流まで実現しました。他方、ユーラシアからの人類と接触する以前にアメリカ大陸が農耕作物、家畜動物に恵まれることなしに大帝国、壮麗な建築物、1億近くの人口規模を誇っていたのは驚きです。諸文明交流の刺激で大勢の人間の間に強い絆を作る理念と制度が練り上げられ、諸地域にキリスト教やイスラム教の教団が拡がり、幾多の王朝が栄枯盛衰を見ました。アジアではモンゴル帝国やオスマン帝国、明清帝国を始め大帝国による平和と繁栄に向かいます。孤立していたアメリカ大陸が世界の中に組み入れられ文物、宗教、病原菌の交流が全地球的大変動をもたらします。アメリカ大陸や石見の大量の銀のおかげで諸大陸間の交易が飛躍的に発展しました。ヨーロッパではキリスト教の純化をめぐって激しい闘争が展開し、政教を分離して帝国ではなく主権国家間の合意(ウェストファリア体制)の下国際社会を構成することで紛争を制御しました。
中学高校で世界史が好きだった人は大歓迎です。あるいはむしろ、世界史は暗記ばかりで興味が持てなかったけど是非学び直してみたいと思っている人に聞いて頂ければ幸いです。歴史は年号に事件に人物の羅列ではありません。人間を知り未来を見つめる切り口です。

お申込み前にこちらをご確認ください
◆受講案内(受講規約)◆
◆よくある質問◆

【重点を置く学習内容】
歴史の流れ

備考

【受講対象者】
高校世界史科目の一般的な知識があり、歴史に関心がある方、あるいは現在の地球的課題を歴史的背景を踏まえて理解したい方。

【テキスト】
講師作成の教材・レジュメ等を電子配布ならびに高校世界史教科書・教材

【備考】
本講座の一般受付期間は次のとおりです。

【一般受付期間】(7)2021年7月2日(金)10:00~2021年7月21日(水)23:59

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 金井 光太朗
肩書き 本学名誉教授
プロフィール アメリカ建国期政治史。東京大学大学院中退、米国ブラウン大学留学。著作『アメリカにおける公共性・革命・国家』(木鐸社)、『アメリカのアイデンティティとナショナリズム』(共著、彩流社)『近代アメリカの公共圏と市民』(共著、東京大学出版会)など。訳書ゴードン・ウッド『ベンジャミン・フランクリン、アメリカ人になる』(共訳、慶大出版)、コリン・ウッダード『11の国のアメリカ史』(共訳、岩波書店)。
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