大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
家族の中に作り上げられた権力関係(家父長制に基づく支配―被支配の関係)は必然的にアメリカ社会における男女関係(ジェンダー)を支配していくことになります。この講座では、既婚女性が自分自身の生活の中身をどこまで自分の意志で決定することができるかということを切り口にしながら、アメリカ史の中のジェンダーの問題を考えてみます。初回に全体的なテーマの内容を整理した上で、第2回目では財産の管理の問題を、第3回目では離婚する権利の問題を取り上げて、それぞれどのように変化してきたのかを具体的な事例に基づきながら考察します。
内容的に4月に開講する「アメリカの歴史――結婚と家族――」と関連していますので、継続して受講していただくと理解しやすいのですが、4月の講座を受講していない人にも分かるように説明しますので、この講座だけを単独で受講することも可能です。

【重点を置く学習内容】
教養

【受講対象者】
アメリカの歴史や社会、文化に関心のある方であればどなたでも受講可能です。

【テキスト】
講師作成の教材・レジュメ等を電子配布。

【備考】
申込受付期間は、講座により異なります。下記ページ「受講案内」にてご確認ください。
https://tufsoa.jp/how/index.html

-------------------------------------------------------------------------

本講座の一般受付期間は次のとおりです。
【一般受付期間】(7)2021年2月19日(金)10:00～2021年3月10日(水)23:59

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。

　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	佐々木 孝弘
肩書き	本学名誉教授
プロフィール	専門領域はアメリカ合衆国南部とくにノースカロライナ州を対象にした社会史で、黒人奴隷制度廃止前後の白人と黒人の関係の変化や結婚と家族の歴史などを研究しています。