大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
講師が執筆した日本語話者を読者に想定したクルド語クルマンジー方言の入門用文法書を教科書とし、文法の基礎的な仕組みを理解してもらうことを目指します。形容詞や名詞句の修飾の順序が日本語とは逆であることや、他動詞の過去時制に現れる能格構文に最初は戸惑うかもしれませんが、クルド語は日本語と語順が基本的に同じで、時制体系も単純で、日本語話者にとって難しい発音もありません。

【重点を置く学習内容】
文法/会話/読解

【受講対象者】
春期間にクルド語 初級I を履修した、日本語話者の初学者を対象としていますが新規の方も大歓迎です。本講座を通じて、クルド語の基礎的な仕組みを理解したら、クルド人との会話はもちろん、ニュースや文学作品を通してなるべく多く実際のクルド語に触れて練習を積むことをお勧めします。

【テキスト】
『クルド語文法(クルマンジー方言)』(Nubihar出版、本体3，000円+税、初回授業時に講師を通じて購入)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	ワッカス　チョーラク
肩書き	TUFSオープンアカデミー講師
プロフィール	トルコ出身。同国ディヤルバクルにあるディジュレ大学よりトルコ語・トルコ文学学士号および教育学修士号を取得。2011年より日本クルド文化協会でクルド語講座を担当してきた。一般社団法人日本クルド友好協会の幹事も務める。