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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-03-27 / 世界史 / 学内講座コード:E1804112

ヨーロッパを知る歴史散歩XIV ドイツ/オーストリアの自然と人々

主催:東京外国語大学東京外国語大学 本郷サテライト(東京都)]
問合せ先:東京外国語大学
開催日
06月07日(木) ~ 07月26日(木)
講座回数
6回
時間
19:00~20:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
6,000円
定員
15
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
今回の「ヨーロッパを知る歴史散歩XIV」は、ドイツ語圏の自然とそれをめぐる人々の歴史をテーマとします。

ドイツについては19世紀初めから半ばにかけて「統一されたドイツをヨーロッパのエデンに」というスローガンで行われた国土美化運動と各地で結成された美化協会、19世紀後半の産業革命による旧物破壊に対抗し自然・文化遺産の保護を標榜した郷土保護運動、そして国土や森林を審美的な対象と捉えようとする森林美学が19世紀に生まれた背景を解説していきます。

後半は戦間期オーストリアの自然保護思想、草の根郷土保護運動と山岳景観の保護を取り上げ、山岳ツーリズムを国家的に振興させ、国民意識の育成と結びつけようとした政府と美しい景色を見たいと願う様々な社会階層の人々、さらに経済的利益を求める地元の人々の相克の歴史をお話しします。

【講座スケジュール】
第1回 2018/ 6/ 7(木) ドイツの国土美化の成立と展開
第2回 2018/ 6/14(木) ドイツにおける郷土保護運動
第3回 2018/ 6/28(木) ドイツの森林と文化
第4回 2018/ 7/ 5(木) オーストリアの自然保護思想-包摂と排除
第5回 2018/ 7/12(木) オーストリアにおける草の根郷土保護運動ーハイマート学習
第6回 2018/ 7/26(木) 山岳景観をめぐる相克-ロープウェイの建設を中心に

備考

【受講対象者】
どなたでも歓迎します。特にドイツ語圏の庭園、自然景観や郷土保護といった外部環境としての自然、そして内部環境としての人間の歴史や社会史に興味のある方々。

【テキスト】
特になし。レジュメを配布。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 古川 高子
肩書き 本学特任助教
プロフィール ドイツ語圏、とくにハプスブルク帝国からオーストリアの社会史を専門とする。自然思想、景観、郷土保護運動、アルピニズム、環境保護運動等と政治・社会・文化の諸問題に取り組む。
名前 赤坂 信
肩書き 千葉大学名誉教授
プロフィール ドイツの国土美化、郷土保護運動をテーマとする。現在、ユネスコ世界遺産委員会の諮問委員会イコモスの日本国内委員会監事、専門は造園学、風景計画論。東京都心部に実在する富士見坂からの富士への眺望保護の問題に取り組む。
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