大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
タイ語と日本語の発音構造は大きく異なるため、発音の基礎を正しく把握していないと、聞き取れない、通じない、さらには誤解される状況や問題につながる可能性があります。日本人にとって、発音は最も高い壁であると言われていますが、逆に考えれば、発音さえ十分に習得すれば、タイ語運用能力は飛躍的に高まります。本講座では、タイ語の発音に関する基礎構造のポイントや留意点から学習することから始め、教材の内容を耳で理解できるようになることを目指します。聴解→シャドーイングを繰り返し、そして理解した内容について、タイ人と話が出来るようになるよう、表現の幅を拡げていくとともに、適宜、発音の改善にも取り組んでいきます。

【重点を置く学習内容】
文法 ・ 発音・ リスニング

【講座スケジュール】
第1回 2018/ 4/ 2(月) 発音に関する留意点(音節、母音)
第2回 2018/ 4/ 9(月) 発音に関する留意点(子音、末子音、声調)
第3回 2018/ 4/16(月) 基本的な発音、単語の聴解練習
第4回 2018/ 4/23(月) 一問一答練習
第5回 2018/ 5/ 7(月) 短文での聴解練習
第6回 2018/ 5/14(月) 短文での聴解練習
第7回 2018/ 5/21(月) 会話での練習
第8回 2018/ 5/28(月) 会話での練習
第9回 2018/ 6/ 4(月) 会話での練習
第10回 2018/ 6/11(月) 長文(物語)での練習
第11回 2018/ 6/18(月) 長文(物語)での練習
第12回 2018/ 6/25(月) 長文(物語)での練習
第13回 2018/ 7/ 2(月) 長文(物語)での練習
第14回 2018/ 7/ 9(月) 長文(物語)での練習
第15回 2018/ 7/23(月) まとめ

【受講対象者】
初中級以上のタイ語に関する知識を有しているものの、自分のタイ語がタイ人に通じないと思っている方やタイ人の言っていることが思った以上に聞き取れない方を対象としています。教材にはタイ文字が使用されていますので、タイ文字の基礎を習得されている方が望ましいです。

【テキスト】
オリジナル教材(適宜配布)


※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	スニサー　ウィッタヤーパンヤーノン
肩書き	TUFSオープンアカデミー講師
プロフィール	カセサート大学(タイ国)卒業後、慶應義塾大学大学院にて、修士号(文学)、博士号(文学)を取得。2013～17年度に東京外国語大学特任准教授を務める。専門は、外国語としてのタイ語教育、日タイ異文化コミュニケーションストラテジー。著書に『表現を身につける初級タイ語(三修社)』や『表現を広げる中級へのタイ語(三修社)』等がある。