検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2016-09-23 / その他教養:世界史 / 学内講座コード:C161087

ポーランド戦中・戦後史と映画(2) (府中・夜間)

主催:東京外国語大学東京外国語大学 府中キャンパス(東京都)]
問合せ先:東京外国語大学
開催日
10月12日、10月26日、11月9日、12月7日、12月21日、1月18日
(水曜日)
講座回数
全6回
時間
19:20~20:50
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
9,270円
定員
30
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

ポーランド史を背景にした映画(ポーランド映画に限らない)について、考察します。本講座では、第二次世界大戦中・戦後のポーランド史から6つの重大事件を選び、映画におけるその表象を通観します。記録映像と劇映像の比較を第一のテーマとします。第2のテーマは、劇映画成立の舞台裏です。原作者、監督、その他のスタッフ、キャスト、時代背景について解説します。春期間は1939-1941を主に扱いました。秋期間は1943-現代を扱います。講座は講義と映画のさわりの部分の鑑賞を有機的に絡みあわせながら、進行させます。ポーランド現代史とポーランド映画史について合わせて知る絶好のチャンスです!

【講座スケジュール】
1 10月12日 ゲットー蜂起(1943)――ジョン・アヴネット監督『アップライジング』(2001)
アレクサンデル・フォルト監督『境界通り』(1949)
アンジェイ・ワイダ監督『世代』(1954)『サムソン』(1960)『聖週間』(1985)

2 10月26日 ワルシャワ蜂起(1944)――ヤン・コマサ監督『ワルシャワ蜂起』(2014)
『リベリオン ワルシャワ大攻防戦』(2014)、アンジェイ・ワイダ監督『地下水道』(1956)、アンジェイ・ムンク監督『エロイカ』(1957)

3 11月9日 第二次世界大戦終結(1945)――アンジェイ・ワイダ監督『戦いのあとの風景』(1970)ヤン・フシェベイク監督『この素晴らしき世界』(2003)、アンジェイ・ワイダ監督『灰とダイヤモンド』(1958)、クシシュトフ・ザヌッシ監督『太陽の年』(1982)カジミェシュ・クツ監督『沈黙の声』(1960)

4 12月7日 スターリン時代(1949~1953)――アンジェイ・ワイダ監督『大理石の男』(1976)
ヴォイチェフ・マルチェフスキ監督『悪寒』(1982)
イェジ・スコリモフスキ監督『手を挙げろ』(1967)

5 12月21日 雪解け(1956)と三月事件(1968)――イェジ・カヴァレロヴィチ監督『夜行列車』(1959)、ロマン・ポランスキ監督『水の中のナイフ』(1961)、アンジェイ・ワイダ監督『夜の終りに』(1960)、タデウシュ・コンヴィツキ監督『サルト』(1965)、アンジェイ・ワイダ監督『鉄の男』(1981)、ヤン・キダヴァ=ブウォンスキ監督『国家の女リトルローズ』(2012)、ヴワディスワフ・パシコフスキ監督『ワルシャワ、二つの顔を持つ男』(2014)

6 1月18日 連帯革命(1981)と東欧革命(1989)――アンジェイ・ワイダ監督『鉄の男』(1981)『ワレサ 連帯の男』(2013)、アグニェシュカ・ホランド監督『ワルシャワの悲劇/神父暗殺』(1988)、クシシュトフ・キェシロフスキ監督『トリコロール/白の愛』(1992)

お申込はコチラから>>

備考

【受講対象者】
ヨーロッパやアフリカの歴史、とくにファシズムや植民地支配に関心のある人

テキスト:『ポーランド映画史』 マレク・ハルトフ著 西野常夫、渡辺克義訳 凱風社
本体6,000円+税 (参考書)※購入の必要なし
その他必要に応じて教材配布

開講形式 単独講義

講師陣

名前 久山 宏一
肩書き 東京外国語大学非常勤講師
プロフィール
資料を請求する
質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.