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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-09-23 / その他教養 / 学内講座コード:C161088

言語問題からEUをとらえなおす(府中・夜間)

主催:東京外国語大学東京外国語大学 府中キャンパス(東京都)]
問合せ先:東京外国語大学
開催日
10月6日~12月15日(木曜日)(休講日 11月3日、11月24日、12月1日 )
講座回数
全8回
時間
19:20~20:50
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
12,360円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

EU形成の理念である複言語・複文化主義と、デファクト・スタンダードとして圧倒的な浸透力を持つ英語化の相克を実際のEU諸国の調査事例をもとに分析します。特に言語政策や言語教育の面でも統合的な方向に進んでいるヨーロッパの多言語状況のなかで少数者言語の言語・文化の現状と保守・保全の試みが直面する問題を考えます。 後半は、EUの言語政策・言語教育の骨格である Common European Framework of Reference for Languages (CEFR)を取り上げ、均質的文化背景から生まれたヨーロッパの通言語的問題解決能力評価システムが、日本語を含むアジアなど異質な社会・文化的特質を持つ他の言語地域にも適用しうるのかどうかを考察します。

【講座スケジュール】
1 10月6日 EU形成の背景と理念的基盤;国連およびEU憲法における言語条項、複言語主義の言語政策 
2 10月13日 EU域内の多言語状況:EU認定の言語と地域語・少数者言語の地位 
3 10月20日 事例研究1:スイス・ロマンシュ語の復興・保存の取り組み 
4 10月27日 事例研究2:アマゾンの少数者言語「ピダハン」の現在とポルトガル語とのクレオール化 
5 11月10日 EU市民の言語能力とは?CEFRの概要と言語教育への応用 
6 11月17日 CEFRの構想と開発の背景・理念:CEFR策定の根底にある文化的イデオロギーとは? 
7 12月8日 EU統合と離合の狭間で:CEFRの実践例と異文化間コミュニケーション能力の開発へ 
8 12月15日 グローバル化時代の日本とアジアにおけるCEFRの適用可能性:特に社会・文化的視点から

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備考

【受講対象者】
EUの言語問題、特に多言語状況・少数者言語・言語政策・言語教育に関心を持っている方であれば受講できるように内容と方法を工夫します。

テキスト:教材配布

開講形式 単独講義

講師陣

名前 富盛 伸夫
肩書き 東京外国語大学名誉教授
プロフィール
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