大学公開講座のセカンドアカデミー

　多文化社会アメリカでは、公共政策はどのように決定されていくのでしょうか。内側に民主主義、リベラリズム、ポピュリズムがあり、外側にグローバル化と安全保障上の圧力を抱える中で、アメリカにおける「ものの決め方」「決めたことの実行」「そこに働く諸力」について考えていきます。前半は連邦制と三権分立を柱とした国家構造の理論を、後半は構造の理解に基づいたケーススタディとして人種、移民、身体などを取り上げていきます。
　大学の授業ですので、中間試験日と期末試験日には講座はお休みとなります。ご了承ください。

※当該講座の受講可否は、学生の履修登録後に決定しますので、時間を要しますことをご了承ください。
※受講可能となった場合でも、第1回からの受講はできない場合があります。

名前	平体　由美
肩書き	本学国際社会学部教授
プロフィール	国際基督教大学大学院修了、博士（学術） アメリカの20世紀前半の公衆衛生史を専門とする。著書に『連邦制と社会改革』、『医療化するアメリカ』、『社会科学からみるSDGs』等。自宅では心地よい場所をめぐって猫との仁義なき戦いを繰り広げている。