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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-09-15 / 健康・医療 / 学内講座コード:213

映画で学ぶ死生学【対面・オンライン ハイブリッド講座】

主催:東洋英和女学院大学 生涯学習センター東洋英和女学院大学 生涯学習センター 六本木キャンパス(東京都) / 東洋英和女学院大学 生涯学習センター オンラインキャンパス(神奈川県)]
問合せ先:東洋英和女学院大学 生涯学習センター TEL:045-922-9707
開催日
2023/10/5~2023/11/21(木曜日開催)
講座回数
10
時間
14:50~16:20
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
20,000円
定員
20
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

 1960年代に、生命科学や医学の発展は我々に、科学技術の成果による我々の身体への操作、介入を可能にさせてきました。遺伝子操作、生殖補助技術、臓器移植などが我々の生命への関わり方や自分の死の意味を切実な問題として、その判断を求めるようになりました。そこで新たに生まれてきたのが「バイオエシックス(生命倫理学)」や「死生学」の議論でした。その後、欧米では「安楽死」や「尊厳死」の受容の議論も進みましたが、日本社会では欧米と文化的・宗教的な背景の違いから、自らの死についての考える共通な基盤がなかなか見つけられませんでした。そこで、注目されたのが欧米とは異なる文化的背景を日本の社会の中に探ることの必要性でした。本講座では、「映画」という身近な媒体を取り上げ、そこに描かれている欧米とは異なる死生観や人生観について議論し、改めて日本における「死生学」を考えたいと思います。映画としては次のものを取り上げる予定です。小津安二郎監督「晩春」、成瀬巳喜男監督「浮雲」、今村昌平監督「楢山節考」、黒澤明監督「生きる」、冨樫森監督「高瀬舟」、クリス・コロンバス監督「アンドリューNDR 114」などです。講座の各回で1作品を取り上げる予定ですが、後半部分では受講生の方からの提案も取り入れたいと思っています。映画についての思いを存分に語りたい方の受講を期待しています。
講座内容:学期完結

講師陣

名前 大林 雅之
肩書き 本学名誉教授
プロフィール 上智大学大学院理工学研究科生物科学専攻(生命科学基礎論部門)博士後期課程単位取得満期退学。ジョージタウン大学ケネディ倫理研究所客員研究員、山口大学医学部教授、川崎医療福祉大学教授、京都工芸繊維大学大学院教授などを経て現職。元日本生命倫理学会会長(代表理事)。主要著書は、『小さな死生学入門─小さな死・性・ユマニチュード─』(東信堂、2018年)、『生命の問い─生命倫理学と死生学の間で─』(東信堂、2017年)、『生命の淵─バイオエシックスの歴史・哲学・課題』(東信堂2005年)、『ケースで学ぶ医療福祉の倫理』(共編著、医学書院、2008年)。
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