大学公開講座のセカンドアカデミー

　本講座では、現存する最古の和歌集『萬葉集』に残されたやまとことばを手がかりに、日本語により〈もの・ひと・こと〉をどのように捉えているのかを考えます。「みんな」「ふつう」を基準に物事や言動を判断・評価するのはなぜだろうか、私たちは正誤善悪の基準や人間に対してどのような見方・考え方をしている／きたのか、本講座を通じて、こうした疑問と向き合うことができます。日本語使用者が無自覚に前提としている世界観・人間観を再考したい方におすすめです。基礎的なことから丁寧に解説し、対話を通じて参加者と共に考える時間をつくります。古典に触れたことのない方でも楽しく受講できます。いにしえの言葉に触れながら、いまを見つめ直すことができるところが、本講座の特色です。
【※前期オンライン、後期対面】

講座内容：学期完結

名前	川井　博義
肩書き	東京理科大学非常勤講師
プロフィール	－