講座詳細情報
申し込み締切日:2022-04-15 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:207
沖縄と日本の比較神話・民俗学
- 開催日
- 2022/5/11~2022/7/13
- 講座回数
- 10
- 時間
- 14:50~16:20
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 20,000円
- 定員
- 20
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
沖縄を含む南西諸島には、日本本土とは異なった神話、濃厚な民俗などが存在しています。その理由は、現在の沖縄県の那覇市首里の首里城を拠点とした琉球王国があったからです。琉球王国は国王が政治を、王族の貴婦人が就任する聞得大君(きこえのおおきみ)が宗教を司っていました。琉球では神に近いのは女性とされており、本土とは異なっています。そのような宗教風土と、島々を船で移動する海民としての性質は、琉球・沖縄の神話、民俗をとてもユニークなものにしています。そのユニークな面白さを、受講生の皆様とともに感じていきたいと思っています。受講生の皆様の興味に沿って講座を組み立てることも考えています。また、あまり馴染みのない講座内容なので、映像や音源の鑑賞も積極的に行う予定です。
講座内容:学期完結
講座内容:学期完結
講師陣
名前 | 福 寛美 |
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肩書き | 法政大学沖縄文化研究所兼任所員・法政大学文学部兼任講師 |
プロフィール | 学習院大学文学部国文学科、学習院大学院人文科学研究科博士前期課程、後期課程修了。文学博士。琉球文学・民俗学・神話学専攻。主要著書:『夜の海、永劫の海』(新典社、2011年)・『ユタ神誕生』(南方新社、2013年)・『おもろさうし』と群雄の世紀』(森話社、2013年)・『ぐすく造営のおもろ』(新典社、2015年)・『歌とシャーマン』(南方新社、2015年)・『奄美群島おもろの世界』(南方新社、2018年)・『新うたの神話学』(新典社、2020年)・『火山と竹の女神』(七月社、2021年)他。 |