大学公開講座のセカンドアカデミー

　コロナ禍で2期連続休講となる以前の「インド世界文化史」の対象範囲を、アジア（東洋）全体に拡大することにより、小アジアやメソポタミア・イランを含む中近東全般および東欧から中国までの中央アジア・東アジア・北アジア広域を扱えるようにしました。先史・原史から中近世まで、これら諸地域で成立し発展した文化・宗教・芸術等々を、ミノア・ミュケーネ文明やインダス文明から古代ロプ・ノール周域の白色人種の王国やゾロアスター教の儀礼としての修二会（お水取り）まで14のテーマを選び、講師の実地調査成果を含む画像を多用して解説します。

講座内容：学期完結

★この講座は「対面講座中止時オンライン講座」です。
「対面講座中止時オンライン講座」とは、対面講座が中止の場合オンラインで行う講座です。
対面講座開講の可否は2月下旬に本学生涯学習センターHPにて公表いたします。

名前	藤原　達也
肩書き	本学非常勤講師
プロフィール	慶応義塾大学文学部史学科卒、同大学院民族学考古学専攻博士課程退学。古代インド・イラン文化史専門。他地域（トルコ・中央アジア等）でも実地調査多数。共著『クロニック世界全史』（講談社）、『仏教美術事典』（東京書籍）他、翻訳『世界女神大全2』（原書房）等。ガンダーラ関連論文多数（『オリエント』50巻2号2008；本学『死生学年報2012』；『古代オリエント研究の地平』2016リトン；『媒介物の宗教史［上］』2019リトン等々）。インド=イラン及びインド=ヨーロッパ（ゾロアスター教やマニ教を含む）関連論文も多数（『オリエント』42巻1号；『太陽神の研究［上］』2002リトン；『生と死の神話』2004リトン；『死生学年報2017』；『越境する宗教史［下］』2020リトン）