講座詳細情報
申し込み締切日:2019-03-29 / 日本史 / 学内講座コード:213
沖縄と日本の比較神話・民俗学
- 開催日
- 2019/4/17~6/26
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:00~13:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 20,000円
- 定員
- 30名
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
日本と沖縄は同系の言葉、すなわち日本語を使っています。ただ、本土のヤマト方言と琉球方言は相当に異なっています。本講座では、琉球・沖縄の魅力的な神話や民俗を日本神話や民俗と比較検討しながら示していきます。また、沖縄には現代も、霊的な事象に敏感な人々がいます。具体的には目に見える世界のほかに不可視の霊的な世界の存在を気にかけ、祖先や民俗神を拝む人も多いです。また、人生相談や不運の原因究明のためにユタと称する土俗シャーマニズムの担い手を訪ねる人々もいます。そのような霊的な世界には独特の魅力があります。その魅力についても語っていきたいと思います。また、受講生の興味に応じて講座を組み立てる予定です。そして講座への理解を深めるため、映像資料を多用する予定です。どなたでも大歓迎です。
講座内容:学期完結
講座内容:学期完結
講師陣
名前 | 福 寛美(ふく ひろみ) |
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肩書き | 法政大学兼任講師、法政大学沖縄文化研究所兼任所員 |
プロフィール | 学習院大学文学部、同大学院博士前期・後期課程修了。文学博士。琉球文学、神話学、民俗学専攻。琉球文学では神歌集『おもろさうし』や琉球の歌の研究を行う。神話学では日琉の神話、民俗学では沖縄のシャーマン研究を行う。著書は『夜の海、永劫の海』(新典社)、『うたの神話学』(森話社)、『琉球の恋歌』(新典社)、『『おもろさうし』と群雄の世紀』(森話社)、『ユタ神誕生』(南方新社)、『うたとシャーマン』(南方新社)、『奄美群島おもろの世界』(南方新社)等。講座では琉球・沖縄と日本の神話や民俗の魅力を語る予定。 |