講座詳細情報
申し込み締切日:2019-03-29 / その他教養 / 学内講座コード:206
ドイツ文化史:泉のほとりに茂る菩提樹
- 開催日
- 2019/4/16~6/25
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:45~15:00
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- -
- 受講料
- 20,000円
- 定員
- 15名
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
私たちに馴染みある歌にはドイツからのものが少なくありません。「音楽と日常生活」という視点からドイツ文化史をひもときます。例えば『泉に沿いて茂る菩提樹』、どうして菩提樹の木が泉の傍らに立っていたのでしょう。泉は、ではどこにあったのでしょう。古代から中世から、菩提樹は特別な木、泉は特別な場所でした。ベートーベンが第九『歓喜の歌』を作曲した時、市民のあいだで合唱協会が広まっていました。初演を歌ったのも彼らです。合唱団員たちはどのような時代を生きていたのでしょう。讃美歌『主よ御手もて』のメロディーはオペラ『魔弾の射手』から来ています。ところで「射手」とはどのような職業だったのでしょうか。民話ではどう描かれているでしょう、それは何故なのでしょう。講座では、馴染みある音楽が何時できたのか、どのような経緯から生まれたのかを考え、その歌を歌っていた人たちの気持ちや生活を思い浮かべたいと思います。
講座内容:年度完結
講座内容:年度完結
講師陣
名前 | 森 涼子(もり りょうこ) |
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肩書き | 生涯学習センター非常勤講師、(社)情報通信医学研究所研究員 |
プロフィール | ドイツ文化史・キリスト教史専攻/東洋英和女学院高等科卒業、お茶の水女子大学博士課程、ゲッティンゲン大学博士課程修了、Dr.Phil. /日本大学非常勤講師 『Begeisterung und Ern?chterung in christlicher Vollkommenheit』 T?bingen 2004;『敬虔者たちと〈自意識〉の覚醒』現代書館2006;浅野啓 子・佐久間弘展編『教育の社会史』知泉書院2006(分担執筆);D. Shantz (Hg.), A companion to German pietism, 1600-1800, Leiden u.a. 2015(分担執筆);『グリム童話と森:環境意識を育んだ《森は私たちのもの》の伝統』築地書館2016 |