講座詳細情報
申し込み締切日:2018-09-21 / その他教養 / 学内講座コード:205
グリム童話と森
- 開催日
- 10/9 10/16 10/23 10/30 11/13 11/20 11/27 12/4 12/11 12/18
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 火15:00~16:30
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- -
- 受講料
- 20,000円
- 定員
- 20
- その他
- ※受付開始日8月20日(月)~
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
ドイツに好奇心をお持ちの方のための講座です。いったい何時から美女「ローレライ」は金髪を梳かしているのでしょう。「ニーベルンゲンの財宝」は、なぜライン川底に沈んでいるのでしょう。どのような経緯があって「ケルン大聖堂」の建築は再開されたのでしょう。知っているようで知らない、ドイツの歌・絵画・物語の由縁を繙きます。「童の見た」バラは何を意味する花だったのか、「泉にそいて茂る」菩提樹は中世どのような役割を果たしていたのかなど、木や花にも歴史があります。なぜ『グリム童話』には、いつも「森」が出て来るのでしょう。この「森」はドイツ人にとってどのような場所だったのでしょう。そもそも、このように文化豊かな国に、なぜまたヒトラーが登場するのか、ドイツ史は謎だらけです。多くの「なぜ」に取り組みたいと思います。
講座内容:年度完結
講座内容:年度完結
講師陣
名前 | 森 涼子 |
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肩書き | - |
プロフィール | ドイツ文化史・キリスト教史専攻/東洋英和女学院高等科卒業、お茶の水女子大学博士課程、ゲッティンゲン大学博士課程修了、Dr.Phil. /日本大学非常勤講師 『Begeisterung und Ern?chterung in christlicher Vollkommenheit』 T?bingen 2004;『敬虔者たちと〈自意識〉の覚醒』現代書館2006;浅野啓子・佐久間弘展編『教育の社会史』知泉書院2006(分担執筆);D. Shantz (Hg.), A companion to German pietism, 1600?1800, Leiden u.a. 2015(分担執筆);『グリム童話と森:環境意識を育んだ《森は私たちのもの》の伝統』築地書館2016 |