講座詳細情報
申し込み締切日:2018-03-30 / 政治 / 学内講座コード:201
現代日本外交の長所と短所:沖縄返還から9・11国際テロまで
- 開催日
- 4/16 4/23 5/7 5/14 5/21 5/28 6/4 6/11 6/18 6/25
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 月16:00~17:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 20,000円
- 定員
- 20
- その他
- ※受付開始日3月1日(木)~
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
現代日本外交は混迷している。一つは1900年代以降の国際環境、いわゆるポスト冷戦体制が予想以上に不安定であるためである。特に21世紀初頭には国際テロが頻発し、ナショナリズムと宗教との相克が激化し、アメリカやヨーロッパでは反グローバリズム・反統合の動きが活発化している。もう一つは、日本政府が有効な外交能力を発揮できていないこともある。やはり1990年度の朝鮮半島や台湾海峡をめぐる危機、近年の中国・北朝鮮・ロシアの軍事強大化の前に、日本外交は日米同盟強化以外に対抗政策を発揮できていない。ではどのような外交が望ましいのであろうか。
このような観点から、改めて近年における日本外交の足取りを考えてみたい。そのため、1970年から21世紀初頭までの日本の外交政策を個々に取り上げて、首相を中心とする外交の政策と思想について考えたい。具体的には沖縄返還交渉、ニクソンショック、オイルショック、日中平和友好条約交渉、日米経済紛争、大平構想と中曽根構想、湾岸戦争とジャパンバッシング、カンボジアへのPKO、9・11国際テロ、アフガン・イラク両戦争と日本外交などを取り上げる。以上のようなケーススタディを通じて、日本外交の長所と短所について考察・分析をしていきたい。
テキスト:増田他編著『新版日本外交史ハンドブック』
講座内容:学期完結
このような観点から、改めて近年における日本外交の足取りを考えてみたい。そのため、1970年から21世紀初頭までの日本の外交政策を個々に取り上げて、首相を中心とする外交の政策と思想について考えたい。具体的には沖縄返還交渉、ニクソンショック、オイルショック、日中平和友好条約交渉、日米経済紛争、大平構想と中曽根構想、湾岸戦争とジャパンバッシング、カンボジアへのPKO、9・11国際テロ、アフガン・イラク両戦争と日本外交などを取り上げる。以上のようなケーススタディを通じて、日本外交の長所と短所について考察・分析をしていきたい。
テキスト:増田他編著『新版日本外交史ハンドブック』
講座内容:学期完結
講師陣
名前 | 増田 弘 |
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肩書き | 本学大学院客員教授、立正大学特任教授 |
プロフィール | 慶應義塾大学法学部政治学科卒、同大学院博士課程修了、法学博士。琉球大学法文学部助教授を経て現職。日本政治学会評議員、石橋湛山記念財団評議員を務める。主要著書:『ニクソン訪中と冷戦構造の変容』、『周恩来キッシンジャー機密会談録』、『自衛隊の誕生』、『政治家追放』、『公職追放論』、『石橋湛山』、『マッカーサー』、『評伝 石橋湛山』など。 |