講座詳細情報
申し込み締切日:2019-01-11 / 英語(初級):宗教・哲学 / 学内講座コード:107
英語で読む哲学(中級):二重結果とトロリー問題
- 開催日
- 1/29 2/5 2/12 2/19 2/26 3/5 3/12
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 火13:10~14:40
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 14,000円
- 定員
- 20
- その他
- ※受付開始日8月20日(月)~
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
日常生活でしばしば問われる「意図と結果」の関係について、哲学の英語文献を通して考えます。本テキストは、題名の印象とはやや異なり、「正当な行為に伴って生じた被害は許されるか」という一般的な問題を扱っており、現在も頻繁に言及される「トロリー問題」の初出論文でもあります。複雑な箇所もありますが、著者の意図を汲み取りながら議論展開を追っていく、哲学の文献講読ならではの読解に触れる機会を提供します。哲学の周辺的な話題も紹介します。
テキスト:Philippa Foot, “The Problem of Abortion and the Doctrine of the Double Effect” (Oxford Review, no. 5, 1967).(講座で実際に扱う英文はこちらで用意します。)
講座内容:学期完結
テキスト:Philippa Foot, “The Problem of Abortion and the Doctrine of the Double Effect” (Oxford Review, no. 5, 1967).(講座で実際に扱う英文はこちらで用意します。)
講座内容:学期完結
講師陣
名前 | 壁谷 彰慶 |
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肩書き | 本学非常勤講師 |
プロフィール | 1976年生まれ。千葉大学文学部卒業、同大学院社会文化科学研究科修了(文学博士)。東洋英和女学院大学などで非常勤講師を務める。専門は哲学・倫理学・情報倫理学。主に自由意志や行為者性について、英語圏の先行研究を手がかりに、基礎概念の反省を行う研究を進めている。論文に「はしごをけっとばす―規則遵守論と懐疑論」(『哲学の探求』29号)ほか、共著に『英語で読む哲学』(研究社)、共訳に『君はいま夢を見ていないとどうして言えるのか』(春秋社)、『人間にとって善とは何か』(筑摩書房)がある。 |