講座詳細情報
申し込み締切日:2017-09-08 / 心理 / 学内講座コード:607
子どもと人権
- 開催日
- 9/22 9/29 10/6 10/13 10/20 10/27 11/10 11/17 11/24 12/1 12/8 12/15 12/22 1/12 1/19
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 金14:50~16:20
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,000円
- 定員
- 10
- その他
- ※受付開始日8月37日 ~
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
一人の人間として、「子ども」もかけがえのない存在であり、その意思や自己決定が尊重されなければならないのは当然である。子どもの支援にかかわる者として、いかにその自己決定を尊重し、「最善の利益」を守っていくか、「子どもの人権」を柱に、具体的な支援のあり方を学んでいく。
わが国において、「子ども」が置かれてきた社会的な立場を、家族制度や教育の歴史などを踏まえて概観する。こうしたなかで、いかに「子どもの人権」が侵され、否定されてきたかを考える。
しかし、現代においても、児童虐待をはじめとして、子どもが置かれている厳しい環境は新しい形で存在している。核家族化した社会のなかで、親子がいかに厳しい状況にあるか、少子高齢化という現代の社会構造における子どもの位置づけを再確認する。また、教育環境が変わるなかで、子どもが新たな厳しい状況に追いやられている現実も、いじめ、不登校などとの関連で検討する。学校教育のあり方や、教師の役割などについても考えてみる。また、医療との関連で新しい課題でもある臓器移植についても検討する。
国際的な流れのなかでは、子どもの権利宣言から子どもの権利条約の採択などへの歴史を踏まえ、わが国で子どもが置かれている状況を確認する。国籍法や戸籍法、学校教育法など、外国籍の子どもの存在なども視野に入れて、子どもの人権をいかにして尊重すべきかを、保育者・教育者の立場から考える。
わが国において、「子ども」が置かれてきた社会的な立場を、家族制度や教育の歴史などを踏まえて概観する。こうしたなかで、いかに「子どもの人権」が侵され、否定されてきたかを考える。
しかし、現代においても、児童虐待をはじめとして、子どもが置かれている厳しい環境は新しい形で存在している。核家族化した社会のなかで、親子がいかに厳しい状況にあるか、少子高齢化という現代の社会構造における子どもの位置づけを再確認する。また、教育環境が変わるなかで、子どもが新たな厳しい状況に追いやられている現実も、いじめ、不登校などとの関連で検討する。学校教育のあり方や、教師の役割などについても考えてみる。また、医療との関連で新しい課題でもある臓器移植についても検討する。
国際的な流れのなかでは、子どもの権利宣言から子どもの権利条約の採択などへの歴史を踏まえ、わが国で子どもが置かれている状況を確認する。国籍法や戸籍法、学校教育法など、外国籍の子どもの存在なども視野に入れて、子どもの人権をいかにして尊重すべきかを、保育者・教育者の立場から考える。
講師陣
名前 | 石渡 和実 |
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肩書き | 本学人間科学部教授 |
プロフィール | 筑波大学大学院博士課程心身障害学専攻単位取得満期退学。 専門は障がい者福祉論。実践の場と関わりながら、障がいがある人々の地域の暮らしをいかに支えるか、そのための地域のネットワークをいかにして築いていくか、について研究を続けている。また、障がいがある人や高齢者の人権、いかにして権利を守るか、などの活動にも関わり続けている。 |