講座詳細情報
申し込み締切日:2016-09-16 / 世界史 / 学内講座コード:213
歴史上のフランシスコ・ザビエル
- 開催日
- 10/7 10/14 10/21 10/28 11/11 11/18 11/25 12/2 12/9 12/16
- 講座回数
- 10
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- -
- 受講料
- 20,000円
- 定員
- 20
- その他
- ※受付開始日8月22日 ~
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
ザビエル(1506~1552)は、ナバラ王国(現スペイン)に生まれ、パリ大学で学問をおさめ、宣教師としてアジアに派遣されました。10年間、インド半島、東南アジア、日本、中国とめまぐるしく移動して没し、その70年後(1622)列聖されました。ザビエル研究は主として教会関係者によって行われ、異教徒改宗に専念するザビエル像が内外に定着しています。これに対し、私はザビエルを16世紀の現実に生きる人間として歴史学の立場から解明することを目標とし、新しい枠組と構想のもと、もう一つの新たなザビエル像の構築を目指しています。講義では、彼の生涯について画期となる出来事を選んでお話しする予定です。見方を変えると違った面が発見できるという歴史研究の醍醐味を共有したいと思っています。
講座内容:年度完結
講座内容:年度完結
講師陣
名前 | 岸野 久 |
---|---|
肩書き | - |
プロフィール | 立教大学大学院日本史専攻博士課程修了。文学博士。1970-73年スペイン(2年)、ポルトガル(1年)留学。1992-93年イタリア(1年)留学。元桐朋学園大学短期大学部教授。30年来ザビエル研究に取り組み、目下「ザビエル学」を構築中。著書:『西欧人の日本発見−ザビエル来日前日本情報の研究』・『ザビエルと日本−日本開教期の研究』・『ザビエルの同伴者アンジロー−戦国時代の国際人』・『ザビエルと東アジア−パイオニアとしての任務と軌跡』(2015)(以上、吉川弘文館)、共著『キリシタン教理書』(教文館)、共訳書『イエズス会と日本(二)』(「大航海時代叢書」?−7、岩波書店)ほか。 |