大学公開講座のセカンドアカデミー

　教会音楽の学びは、基礎的な聖書の学び（神学的理解）の上に、礼拝学、賛美歌学、教会音楽、それぞれの領域に置いて、理論的に、実践的に学びが進められていきます。
　2016年度は教会音楽講座?「礼拝と教会音楽」（聖書に学ぶ礼拝と音楽の歴史）を学びます。旧約聖書を通して礼拝の歴史を具体的に辿ることができます。新約聖書からも初代教会時代のことを知ることができます。聖書の時代から今日まで、人々がどのように神を礼拝し、礼拝の音楽をささげて来たのか、どのように神を賛美してきたのか学びましょう。
　1． 旧約聖書の歌
紅海の歌、ミリアムの歌、
井戸の歌、申命記32,1-43、
?サムエル2, 1-10,
ハバクク3,　他
　2．新約聖書の歌
・マリアの賛歌 Magnificat
・ザカリアの賛歌 Benedictus
・シメオンの賛歌 Nunc dimittis
　3．神殿礼拝と聖歌隊　　4．詩篇
講座内容：年度完結

名前	飯島　千雍子
肩書き	生涯学習センター非常勤講師
プロフィール	東京芸術大学大学院修了、国立シュツットガルト音楽大学卒。声楽を平原寿恵子、ローレ・フィッシャー、リート解釈をコンラッド・リヒター、カール・ディヴィス、談話術教育をクリスタ・フンメル、発声をシモン、エヴァ・サヴァ、宗教音楽を岳藤豪希の各教授に師事。ドイツ・リート、オラトリオの演奏、合唱指揮者として現在も活動している。2014年3月まで本学保育子ども学科教授（定年退職）として保育者養成に従事。芸大在学中、野口体操を学んで以来、表現体としての人間の身体に深く関心を持ち、今日まで様々な機会を通して研鑽を積んでいる。人間の身体活動としての 声に発する活動と意思、感性、能力の関わりについて実践的に研鑽を継続している。