講座詳細情報
申し込み締切日:2015-09-14 / 世界史 / 学内講座コード:224
死海文書とは何か
- 開催日
- 10/8 10/15 10/22 10/29 11/12 11/19 12/17 1/14 1/21 1/28
- 講座回数
- 13回
- 時間
- 木16:00~17:30
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- -
- 受講料
- 26,000円
- 定員
- 20
- その他
- ※受付開始日8月24日 ~
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
「死海文書」は、1947年以降に陸続と発見された紀元前3世紀から紀元後1世紀に亘る期間に成立し、巻物単位でおよそ200本ほどが旧約聖書の写本です。現在、私たちが手にしている旧約聖書の原本は、11世紀初頭のものですから、「死海写本」は、それよりも千年以上古い、事実上、最古の旧約聖書写本と言えます。旧約聖書は、「誰が、いつ頃、どこで、何の目的で書いたのか」(生成)、「著者や編集者は何人いるのか」(発展)、「書かれた書物はどのようにして伝達されて来たのか」(伝達)という素朴な、しかし、本質的な問いに答える手掛かりをこの「死海写本」に求め、その概要や内容について、聖書関連写本を取りあげて学んでいこうとするものです。
ゲザ・ヴェルメシ著『解き明かされた死海文書』(守屋彰夫訳、青土社、2011年)を教科書として使用。
講座内容:年度完結
ゲザ・ヴェルメシ著『解き明かされた死海文書』(守屋彰夫訳、青土社、2011年)を教科書として使用。
講座内容:年度完結
講師陣
名前 | 守屋 彰夫 |
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肩書き | 東京女子大学兼任講師 |
プロフィール | 東京教育大学大学院文学研究科博士課程(古典文献学専攻)修了。ヒブル・ ユニオン・カレッジ大学院(Hebrew Union College-Jewish Institute of Religion)で博士号取得。1991年4月から2015年3月(定年退職)まで、東京女子大学で、聖書やキリスト教の講義を担当。主たる研究領域は、旧約聖書学、比較セム語学で、死海文書、サマリア五書、アラム語文献などの研究に従事。『古典世界におけるモーセ五書の伝承』(京都大学学術出版会、2011年、秦剛平との共編著)、『聖書の中の聖書解釈─第二神殿時代の聖書思想─』(日本聖書協会、2003年)他、論文多数。 |