講座詳細情報
申し込み締切日:2015-09-14 / その他教養 / 学内講座コード:614
日本外交史2
- 開催日
- 9/21 9/28 10/5 10/12 10/19 10/26 11/30 12/7 12/14 12/21 1/18 1/25
- 講座回数
- 15回
- 時間
- 月13:10~14:40
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,000円
- 定員
- 10
- その他
- ※受付開始日8月24日 ~
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
テーマ:「現代の日本政治外交史」
1. 政治とは通常、国内における様々な政治勢力間の影響力(パワー)の行使をいかに調整して平和で安定した状態を維持するかという問題です。他方、外交とは互いに異なる利益・伝統・文化をもつ主権国家間の調整ないし交渉であり、問題を処理する能力や技術といえます。では日本は過去から現在まで、どのような政治・外交を展開してきたのでしょうか。このような問題意識を基本として講義を進めます。
2. とくに戦後期から1950年代において、日本は敗戦から経済再建の道を進み、独立回復後吉田路線の下で日米同盟関係を強化しました。また1960年代には奇跡といわれる経済成長を遂げ、アジア地域におけるリージョナルパワーとして経済外交を推進しました。さらに東南アジア諸国、韓国との国交正常化を達成し、沖縄返還を実現させていきます。このような日本躍進の状況を講義します。
3. 日本の国内政治の特色や日米関係・日中関係などの対外政策の特徴などに留意して、国内政治と外交との繋がりのメカニズムとはどのようなものであったのか、政治指導者や外交官や民間の思想家などの主張や行動は日本外交にどのような影響を及ぼしたのか。問題の背景・経過・結果を明らかにします。
1. 政治とは通常、国内における様々な政治勢力間の影響力(パワー)の行使をいかに調整して平和で安定した状態を維持するかという問題です。他方、外交とは互いに異なる利益・伝統・文化をもつ主権国家間の調整ないし交渉であり、問題を処理する能力や技術といえます。では日本は過去から現在まで、どのような政治・外交を展開してきたのでしょうか。このような問題意識を基本として講義を進めます。
2. とくに戦後期から1950年代において、日本は敗戦から経済再建の道を進み、独立回復後吉田路線の下で日米同盟関係を強化しました。また1960年代には奇跡といわれる経済成長を遂げ、アジア地域におけるリージョナルパワーとして経済外交を推進しました。さらに東南アジア諸国、韓国との国交正常化を達成し、沖縄返還を実現させていきます。このような日本躍進の状況を講義します。
3. 日本の国内政治の特色や日米関係・日中関係などの対外政策の特徴などに留意して、国内政治と外交との繋がりのメカニズムとはどのようなものであったのか、政治指導者や外交官や民間の思想家などの主張や行動は日本外交にどのような影響を及ぼしたのか。問題の背景・経過・結果を明らかにします。
講師陣
名前 | 増田 弘 |
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肩書き | 本学国際社会学部教授 |
プロフィール | 慶應義塾大学法学部政治学科卒、同大学院博士課程修了、法学博士。琉球大学法文学部助教授を経て現職。石橋湛山研究学会会長。主要著書:『ニクソン訪中と冷戦構造の変容』、『周恩来キッシンジャー機密会談録』、『自衛隊の誕生』、『政治家追放』、『公職追放論』、『石橋湛山』、『マッカーサー』など。 |