大学公開講座のセカンドアカデミー

　ドイツ語を初めて学ぶ人のための入門講座の後編です。
　「ドイツ語とドイツ文化?」を受講した人を主に対象とし、既に学んだ文法を土台に、より発展的な文法事項と語彙の獲得につとめましょう。
　「読む」「書く」などの繰り返し練習を取り入れ、総合的視野に立っての正確な内容把握と基礎ドイツ語の一応の完成を受講者みんなで目指します。
　ドイツ語の豊かさと充足感を味わいながら語学的にも内面的にも一層深い理解と洞察力にあふれる自己育成に励んでみませんか。
　今までの外国語の知識だけでは分からなかった実にいろいろなものが見えくることを体験してくださいね。
　バッハやベートーベンの音楽、「カリガリ博士」や「嘆きの天使」などの映画を世に送り出した歴史を振り返り、「きよしこの夜」やグリム童話の話などもしましょうか。魅力に充ちたドイツ、そして学んで分かる喜びを実体験しながら、おもしろくて為になるドイツ語、さぁみんなで一緒にトライしましょう。
　Also, viel Spa? !　「それでは大いに楽しんでください！」
　本講座は基本的に「ドイツ語とドイツ文化?」から連続受講してください。
講座内容：「ドイツ語とドイツ文化?・?」で年度完結

名前	秋田　靜男
肩書き	慶應義塾大学兼任講師、本学非常勤講師
プロフィール	慶應義塾大学法学部法律学科卒業、同大学大学院独語独文学専攻博士課程修了。ゲーテ・インスティトゥト現地講座に奨学参加した後、「ドイツ語学・文学国際学会」東京大会事務局長付を任ぜられる。専門は19世紀末の詩人ライナー・マリア・リルケがパリでの体験を通して学び取った精神の実践である創作原理と当時の文化状況を作品に即しながら跡付ける課程の追及。近年は日本のドイツ語学習者に対する教授方法と教材開発に尽力する。日本独文学会会員、ドイツ語教育部会会員。