講座詳細情報
申し込み締切日:2015-09-14 / 日本史:世界史 / 学内講座コード:111
シルクロード文化史:西アジアから日本まで
- 開催日
- 9/29 10/6 10/13 10/20 10/27 11/10 12/8 12/15 12/22 1/12 1/19
- 講座回数
- 14回
- 時間
- 火14:50~16:20
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 28,000円
- 定員
- 20
- その他
- ※受付開始日8月24日 ~
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
シルクロードは物品のみならず文化の交易路でもありました。しかし、正倉院がペルシアの文物をもつことは周知でも、東大寺お水取りとゾロアスター教の結びつきを具体的に知る方は少ないでしょう。薬師寺の国宝「麻布吉祥天像」の女神はインド・イランを経て西洋のヴィーナスと一本の糸で結ばれている、ベゼクリク「千仏洞」は本来仏教ではなくメソポタミアで成立したマニ教の石窟であった、神社の鳥居と狛犬の起源は南・西アジアである、太秦の広隆寺の国宝は弥勒像ではないし、弥勒はガンダーラでの誕生当初から菩薩ではなくブッダであった……と言っても俄には信じられない方が大半でしょう。
こうした事例を話線に、シルクロードの宗教・文化史の実態を画像を多用して解説します。
講座内容:学期完結
こうした事例を話線に、シルクロードの宗教・文化史の実態を画像を多用して解説します。
講座内容:学期完結
講師陣
名前 | 藤原 達也 |
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肩書き | 本学非常勤講師 |
プロフィール | 慶應義塾大学文学部史学科卒、同大学院民族学考古学専攻博士課程単位取得退学。インド=イラン境界域(パキスタン・アフガニスタン)を主フィールドとする歴史・考古・図像学研究が専門。同地域での少数民族の宗教人類学研究を含め、トルコ、中央アジア、東南アジア、インドネシア等でのフィールドワーク多数。共著『クロニック世界全史』(講談社)、『原インドの世界』(東京美術)、『古代オリエント事典』(岩波書店)、『仏教美術事典』(東京書籍)、『太陽神の研究』『生と死の神話』(ともにリトン)他、ガンダーラ関係の論文も多数(「ブッダの帰還:ガンダーラにおける仏像の起源について」、本学・死生学研究所年報2012所収、等々)。 |