講座詳細情報
申し込み締切日:2020-12-01 / 経営全般:起業:スキル
中小企業経営実践講座
- 開催日
- 2020年9月28日(月) ~ 2020年12月8日(火)
- 講座回数
- 12
- 時間
- 18:30 ~ 20:00
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 110,000円
- 定員
- 25
- その他
- 全12回110,000円(税込)
単回申込みの場合 1回1万円(税込)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【コーディネーター】黒崎 誠 帝京大学冲永総合研究所 客員教授
協力:エメラルド倶楽部、企業価値協会、VALCREATION・100年経営研究機構
日本の企業370万社のうち、99.7%までが中小企業であり、日本経済を支える大きな柱となっています。しかしながら、その中小企業が現在、急速に進む技術の高度化・先端化、経済のサービス化といった激しい産業構造の転換に迫られるだけでなく、新型コロナウイルスのため苦境に追い込まれています。
厳しい環境下における中小企業の発展を図るため、事業に成功し発展させている経営者や専門家を講師とした明日からの経営に役立つ講座です。①企業をさらに発展させたい ②事業内容を大きく転換させたい ③新たに中小企業の経営に参加したい ④後継者を育成したい、といったテーマを少人数で実践的に学びます。また、優れた経営者・幹部を養成するだけでなく、少人数の特色を活かした「異業種企業の交流の場」もめざします。
〔各回概要〕
1. 9/28(月) <倒産する企業と健全経営企業の相違>
(株)東京商工リサーチ 情報本部情報部部長 原田 三寛
2019年(1-12月)は8,383件の企業倒産が発生しました。また、休廃業・解散は4万3,000件を超え、年間5万件以上の企業が市場から退出しています。2020年は新型コロナの影響もあり、こうした企業が増加する恐れがあります。
倒産や休廃業・解散企業の特徴や今後の見通しを統計データに基づいてご説明するとともに、過去の事例から、何が命運を分けるのか探ります。
2. 10/2(金) <迷ったら茨の道を行け~企業再生の修羅場で学んだこと~>
(株)オーダースーツ SADA 代表取締役社長 佐田 展隆
バブル崩壊で致命傷を負った会社を父より引き継ぎ、業績をV字回復させ、父を自己破産させてまで私的再生を成し遂げた経験、また東日本大震災で仙台工場が被災し、改めて倒産の危機に瀕した会社に再度呼び戻され業績復活を成し遂げた経験から学んだことを、赤裸々にお話させていただきます。
3. 10/6(火) <商売十訓を読みなおす~次の百年を生き延びる企業とは?~>
(株)人形町今半 取締役副社長 髙岡 哲郎
弊社には、全社員が事あるごとに斉唱する「社訓」があります。この社訓の元になったのが故・倉本長治氏の「商売十訓」です。この2つを比較すると、昭和から平成の時代に我々が後回しにしてしまったものや、従来の商売の姿勢が浮かび上がってきます。
今回は皆さまとご一緒に商売十訓を読みなおし、次の百年間も社会から求められ続ける企業とはどのような企業なのかを考えたいと思います。
4. 10/13(火) <中小企業における優秀なリーダーの育て方>
グローバルリーダーシップコーチング協会 代表理事 藤井 義彦
現在はまさにVUCAの時代。人生100年時代、AI、ロボット化等社会構造と個々人のパラダイムが大きく変わりつつあります。コロナを契機に、想定される未来が一段と加速化されています。
日本経済の底力となっている中小企業――どんな時代でも、特に中小企業では、企業の盛衰はリーダーで決まります。コロナ後の世界を見据え、「今」に集中して、未来を引き寄せるリーダーの育て方を一緒に考えていきます。
5. 10/20(火) <M&A を活用して、企業の存続と成長をどうはかるか?>
(株)日本 M&A センター 代表取締役会長 分林 保弘
戦後75年、人口増に支えられた日本の経済発展で1988年はGDP(1人あたり)第2位だった日本。近年は26位になりました。2015年の企業数は403万社。2025年には「▲83万社減」の320万社と推計されています。
終戦時7200万人の人口はピークの2008年の1憶2800人から減少し続けています。また、中小企業は3社に2社の65%が後継者難です。これらの解決と企業の成長発展のために、M&Aを活用している中小企業の事例とそのポイントを解説いたします。
6. 10/27(火) <中小企業における危機管理>
経営戦略研究所(MSI) 理事 谷口 幸裕
社会環境の変化などから、中小企業を取り巻くリスクは広範かつ多様なものとなっており、新型コロナ感染症の拡大に象徴されるように、思いもよらない事象の発生にも考慮しながら円滑に事業を運営していくことが、今日の企業経営における最重要課題の1つになっています。本講座では、そのような時代の要請に対応していくための危機管理およびリスクマネジメントを採り上げ、社会に評価される「良い会社」づくりの参考にしていただくことを狙いとします。
7. 11/4(水) <競争しない競争戦略>
東海バネ工業(株) 顧問 渡辺 良機
職人による多品種微量対応のビジネスモデルを構築し、『言い値』で買ってもらえる経営を実践。単品ばねでお困りのお客様のお役に立つことを追求し、会社設立以来77期連続で黒字を実現している。独自の経営戦略、企業理念、ポジショニング、人材育成等の事例を通して、中小企業のあるべき姿を学ぶ。
8. 11/10(火) <女性もシニアも人が真に活躍する企業>
三州製菓(株) 代表取締役社長 斉之平 伸一
競争力強化のための人材戦略として誰もが活躍できる風土づくりをお話します。
社長、役員のリーダーシップ、女性活躍のKPIを毎月会議で確認、推進組織の設置、女性管理職の積極的登用、時間当たり成果で評価、外部指導機関・コンサルタントの活用、女性の働き甲斐増進とワークライフバランスの推進を一人ひとりのライフステージに応じて行う、助け合い・お互いさまの社内風土の醸成、非正規従業員の正社員への登用など。
9. 11/17(火) <AI と IT を利用するマーケティングと企業経営>
アリエスコム 事業主宰 加藤 智明
インターネットの普及から25年、ブログやSNSなどのソーシャルメディアでユーザー自らが情報共有を盛んに行うようになって15年。それに加えスマホの普及は、シェアリング経済を促進し、企業のコミュニケーションやマーケティングのあり方もバージョンアップさせました。本講座ではマス・マーケティングのe化・デジタル化から、顧客との新しい関係性に基づくマーケティングまで、その背景と適応法を解説します。
10. 11/24(火) <政府系金融機関と民間金融機関の上手な付き合い方>
(株)徳田銘木 代表取締役社長 徳田 浩
会社経営の大切な要素「資金繰り」そのためには、銀行とどうお付き合いするか?過去30年間で我々の業界の市場規模はマイナス9%。そんな中、どのように全体のバランスをとりながら、設備資金・運転資金など、金繰りをベースにした会社のしくみを創ってきたのかを具体的にお伝えします。
11. 12/1(火) <世界を制した中小企業に学ぶ>
帝京大学冲永総合研究所 客員教授 黒崎 誠
日本の中小企業の底力を示す代表例が、ニッチ市場です。世界トップや圧倒的なシェアを持ち、大企業顔負けの優良経営を維持している中小企業が1000社以上もあることです。こうした企業はこだわり、小回り、顧客主義の3つのKと創意、先取り、スピリッツの3つのSに支えられています。具体的な企業を取り上げて詳しく解説しますので、自社の経営改善に資する等、学ぶ内容は豊富です。
12. 12/8(火) <同音同響の経営で3PL 業界 NO.1を目指す>
(株)丸和運輸機関 代表取締役社長 和佐見 勝
丸和運輸機関は2015年に東証一部上場。荷主企業の物流を一括して請け負う3PL事業を主要事業としています。私は、19歳で八百屋を開業、24歳の時にトラック一台で運送業を起業しました。創業以来、“人の成長が企業の成長となる”を教育の根幹に据え、他社では真似のできないサービスを提供する社員・経営者を育ててきました。本講座では幾多の困難を乗り越え、年商約1,000億の企業にまで成長させた教育の重要性を語ります。
協力:エメラルド倶楽部、企業価値協会、VALCREATION・100年経営研究機構
日本の企業370万社のうち、99.7%までが中小企業であり、日本経済を支える大きな柱となっています。しかしながら、その中小企業が現在、急速に進む技術の高度化・先端化、経済のサービス化といった激しい産業構造の転換に迫られるだけでなく、新型コロナウイルスのため苦境に追い込まれています。
厳しい環境下における中小企業の発展を図るため、事業に成功し発展させている経営者や専門家を講師とした明日からの経営に役立つ講座です。①企業をさらに発展させたい ②事業内容を大きく転換させたい ③新たに中小企業の経営に参加したい ④後継者を育成したい、といったテーマを少人数で実践的に学びます。また、優れた経営者・幹部を養成するだけでなく、少人数の特色を活かした「異業種企業の交流の場」もめざします。
〔各回概要〕
1. 9/28(月) <倒産する企業と健全経営企業の相違>
(株)東京商工リサーチ 情報本部情報部部長 原田 三寛
2019年(1-12月)は8,383件の企業倒産が発生しました。また、休廃業・解散は4万3,000件を超え、年間5万件以上の企業が市場から退出しています。2020年は新型コロナの影響もあり、こうした企業が増加する恐れがあります。
倒産や休廃業・解散企業の特徴や今後の見通しを統計データに基づいてご説明するとともに、過去の事例から、何が命運を分けるのか探ります。
2. 10/2(金) <迷ったら茨の道を行け~企業再生の修羅場で学んだこと~>
(株)オーダースーツ SADA 代表取締役社長 佐田 展隆
バブル崩壊で致命傷を負った会社を父より引き継ぎ、業績をV字回復させ、父を自己破産させてまで私的再生を成し遂げた経験、また東日本大震災で仙台工場が被災し、改めて倒産の危機に瀕した会社に再度呼び戻され業績復活を成し遂げた経験から学んだことを、赤裸々にお話させていただきます。
3. 10/6(火) <商売十訓を読みなおす~次の百年を生き延びる企業とは?~>
(株)人形町今半 取締役副社長 髙岡 哲郎
弊社には、全社員が事あるごとに斉唱する「社訓」があります。この社訓の元になったのが故・倉本長治氏の「商売十訓」です。この2つを比較すると、昭和から平成の時代に我々が後回しにしてしまったものや、従来の商売の姿勢が浮かび上がってきます。
今回は皆さまとご一緒に商売十訓を読みなおし、次の百年間も社会から求められ続ける企業とはどのような企業なのかを考えたいと思います。
4. 10/13(火) <中小企業における優秀なリーダーの育て方>
グローバルリーダーシップコーチング協会 代表理事 藤井 義彦
現在はまさにVUCAの時代。人生100年時代、AI、ロボット化等社会構造と個々人のパラダイムが大きく変わりつつあります。コロナを契機に、想定される未来が一段と加速化されています。
日本経済の底力となっている中小企業――どんな時代でも、特に中小企業では、企業の盛衰はリーダーで決まります。コロナ後の世界を見据え、「今」に集中して、未来を引き寄せるリーダーの育て方を一緒に考えていきます。
5. 10/20(火) <M&A を活用して、企業の存続と成長をどうはかるか?>
(株)日本 M&A センター 代表取締役会長 分林 保弘
戦後75年、人口増に支えられた日本の経済発展で1988年はGDP(1人あたり)第2位だった日本。近年は26位になりました。2015年の企業数は403万社。2025年には「▲83万社減」の320万社と推計されています。
終戦時7200万人の人口はピークの2008年の1憶2800人から減少し続けています。また、中小企業は3社に2社の65%が後継者難です。これらの解決と企業の成長発展のために、M&Aを活用している中小企業の事例とそのポイントを解説いたします。
6. 10/27(火) <中小企業における危機管理>
経営戦略研究所(MSI) 理事 谷口 幸裕
社会環境の変化などから、中小企業を取り巻くリスクは広範かつ多様なものとなっており、新型コロナ感染症の拡大に象徴されるように、思いもよらない事象の発生にも考慮しながら円滑に事業を運営していくことが、今日の企業経営における最重要課題の1つになっています。本講座では、そのような時代の要請に対応していくための危機管理およびリスクマネジメントを採り上げ、社会に評価される「良い会社」づくりの参考にしていただくことを狙いとします。
7. 11/4(水) <競争しない競争戦略>
東海バネ工業(株) 顧問 渡辺 良機
職人による多品種微量対応のビジネスモデルを構築し、『言い値』で買ってもらえる経営を実践。単品ばねでお困りのお客様のお役に立つことを追求し、会社設立以来77期連続で黒字を実現している。独自の経営戦略、企業理念、ポジショニング、人材育成等の事例を通して、中小企業のあるべき姿を学ぶ。
8. 11/10(火) <女性もシニアも人が真に活躍する企業>
三州製菓(株) 代表取締役社長 斉之平 伸一
競争力強化のための人材戦略として誰もが活躍できる風土づくりをお話します。
社長、役員のリーダーシップ、女性活躍のKPIを毎月会議で確認、推進組織の設置、女性管理職の積極的登用、時間当たり成果で評価、外部指導機関・コンサルタントの活用、女性の働き甲斐増進とワークライフバランスの推進を一人ひとりのライフステージに応じて行う、助け合い・お互いさまの社内風土の醸成、非正規従業員の正社員への登用など。
9. 11/17(火) <AI と IT を利用するマーケティングと企業経営>
アリエスコム 事業主宰 加藤 智明
インターネットの普及から25年、ブログやSNSなどのソーシャルメディアでユーザー自らが情報共有を盛んに行うようになって15年。それに加えスマホの普及は、シェアリング経済を促進し、企業のコミュニケーションやマーケティングのあり方もバージョンアップさせました。本講座ではマス・マーケティングのe化・デジタル化から、顧客との新しい関係性に基づくマーケティングまで、その背景と適応法を解説します。
10. 11/24(火) <政府系金融機関と民間金融機関の上手な付き合い方>
(株)徳田銘木 代表取締役社長 徳田 浩
会社経営の大切な要素「資金繰り」そのためには、銀行とどうお付き合いするか?過去30年間で我々の業界の市場規模はマイナス9%。そんな中、どのように全体のバランスをとりながら、設備資金・運転資金など、金繰りをベースにした会社のしくみを創ってきたのかを具体的にお伝えします。
11. 12/1(火) <世界を制した中小企業に学ぶ>
帝京大学冲永総合研究所 客員教授 黒崎 誠
日本の中小企業の底力を示す代表例が、ニッチ市場です。世界トップや圧倒的なシェアを持ち、大企業顔負けの優良経営を維持している中小企業が1000社以上もあることです。こうした企業はこだわり、小回り、顧客主義の3つのKと創意、先取り、スピリッツの3つのSに支えられています。具体的な企業を取り上げて詳しく解説しますので、自社の経営改善に資する等、学ぶ内容は豊富です。
12. 12/8(火) <同音同響の経営で3PL 業界 NO.1を目指す>
(株)丸和運輸機関 代表取締役社長 和佐見 勝
丸和運輸機関は2015年に東証一部上場。荷主企業の物流を一括して請け負う3PL事業を主要事業としています。私は、19歳で八百屋を開業、24歳の時にトラック一台で運送業を起業しました。創業以来、“人の成長が企業の成長となる”を教育の根幹に据え、他社では真似のできないサービスを提供する社員・経営者を育ててきました。本講座では幾多の困難を乗り越え、年商約1,000億の企業にまで成長させた教育の重要性を語ります。
備考
※お申し込みの際は、本学ホームページで受講案内・受講規約等をご確認ください。
https://www.teikyo-u.ac.jp/affiliate/laboratory/laboratory_o/activity/recurrent
https://www.teikyo-u.ac.jp/affiliate/laboratory/laboratory_o/activity/recurrent