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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-10-06 / 宗教・哲学:健康・医療 / 学内講座コード:2023229

咳を鎮める御利益を求めて~宗教・民間信仰と医学・薬学に託された古のひとびとの苦悩と希望を探る~

主催:昭和大学リカレントカレッジ昭和大学 旗の台キャンパス(東京都)]
問合せ先:昭和大学リカレントカレッジ TEL:03-3784-8143
開催日
10月26日(木)~12月23日(土)
講座回数
6回
時間
10:00~11:30
※第1回は18:00~19:30、第3回は14:00~15:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
12,000円
定員
20
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

医師・呼吸器病学研究者から見た、宗教施設(寺社・仏閣・民間信仰施設)や医学・薬学などの医療科学にひとびとが求めてきた御利益に関する民俗学的フィールドワークを受講者全員で行う。科学が発達した現代において、そのレガシーがどのように引き継がれているのか、新型コロナウイルス感染症に翻弄された人類がその未来にどう残すのか共に学ぶ機会を作る。薬学、東洋医学、歴史・民族学の専門家からも講義を通じて知見を学ぶ。

◆対象
・医療の進歩に関する歴史について学びたい方
・民間信仰や宗教施設におけるご利益に興味がある方

◆講座スケジュール
第1回 2023/10/26(木) 呼吸器疾患、咳を患う病態の歴史
第2回 2023/10/28(土) 中医が教える生薬を用いた咳・呼吸器の治療 前編
第3回 2023/10/31(火) 鎮咳・去痰作用のある生薬について学ぶ昭和大学植物園見学
第4回 2023/11/04(土) 中医が教える生薬を用いた咳・呼吸器の治療 後編
第5回 2023/11/25(土) 日本人は「まじない」で病を治してきたのか
第6回 2023/12/23(土) 咳の御利益を求めて 由緒・由縁を探る、質疑応答・振り返り

備考

◆一般目標(GIO)
日本独自の神社・仏閣など宗教施設に伝わる「ご利益」をヒントに、古来、日本に住む人々がしつこい咳や咳を患う疾患に対してどのように立ち向かってきたのかについて、医学、薬学、民族学、医史学、都市学の多方面からみんなで考え、古の人々から引き継がれたレガシーの重要性を修得する。

◆評価方法
課題レポート、課題発表により評価する

◆特記事項
・フィールドワークの場合別途交通費が必要です。また、交通状況などにより終了時刻が変わります。
・最少施行人数に達しなかった場合は、中止となる場合がありますので、ご了承ください。

◆教材(教科書、推奨参考図書、プリント等)
推奨参考図書
「図説 医学の歴史」(坂井建雄著、医学書院)
「郷愁ただよう東京の石仏」(日本石仏写真家協会編、研光新社)
「地蔵と閻魔・奪衣婆ー現世・来世を見守る仏 (民衆宗教を探る).」(松崎 憲三著、慶友社)
「イラストでまるわかり! 日本の神様ご利益事典」(平藤 喜久子著、神宮館)
「妹の力」(柳田国男著、角川ソフィア文庫)
「疫病退散~日本の護符ベスト10」(島田裕巳著、サイゾー)
「日本疫病図説」(畑中章宏著、笠間書院)
「医療民俗学序説」(畑中章宏著、春秋社)

 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 鈴木 慎太郎
肩書き 昭和大学医学部内科学講座 呼吸器・アレルギー内科学部門 准教授
プロフィール 専門は呼吸器内科学(喘息)、臨床アレルギー学、医療民俗学。咳、喘息、呼吸器疾患、アレルギーのエキスパート。
名前 川添 和義
肩書き 昭和大学薬学部臨床薬学講座天然医薬治療学部門 教授
プロフィール 漢方薬、健康食品・サプリメント、民間薬・家伝薬といった天然物にルーツを持つ医薬品の適正使用や新規応用、さらにはこれまで見過ごされていた問題点の発掘と解決に向けた研究を進めている。
名前 仝 選甫
肩書き 河南中医薬大学 客員教授
プロフィール 中医師(中国の伝統的な医学を専門とする国家資格を有する医師)。日本中医薬研究会の専任中医学講師であり、世界中医薬学会連合会耳鼻咽喉科口腔科専門委員会副会長、「中国康復医学研究と臨床」著者であり、登録販売者。
名前 畑中 章宏
肩書き
プロフィール 民俗学者。著書に『災害と妖怪』『天災と日本人』『21世紀の民俗学』『死者の民主主義』『医療民俗学序説』『五輪と万博』『廃仏毀釈』『忘れられた日本憲法』他多数。
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