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講座詳細情報

申し込み締切日:2024-01-10 / ドイツ語 / 学内講座コード:”2341H020

ドイツ語を読む―初・中級【冬期】 以前学習したドイツ語を学び直したい方や、一層深めたい方のために

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
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開催日
1月20日(土)~2月24日(土)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
その他 
入学金
3,000円
受講料
15,100円
定員
15
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
ある程度以上の年齢の方なら、アルフォンス・ドーデの短篇『最後の授業』をご存知でしょう。ドイツとフランスに挟まれ、何度も帰属を変えさせられたアルザス地方の運命が、普仏戦争を背景に情熱を籠めて描かれています。今回取り上げるアルベルト・シュヴァイツァーは、この小説が書かれてまもない頃、つまり今度はドイツ領となったアルザスに生を受けています。彼は、生涯の大半をドイツ人として生き、第二次大戦後と重なる晩年はフランス国籍の人として人生を終えました。アルザスの人らしく、フランス文化を敬愛し、ドイツ語とフランス語を自由に読み、書き、かつ語り、両文化圏を自在に行き来した音楽家・神学者・文人・医者でしたが、生涯、非常にドイツ的な人だったようです。それは、『最後の授業』があえて触れなかったアルザス(およびロレーヌ)の独自性に繋がることでもあります。そもそもは、バッハに疎遠だった当時のフランス人に向けてバッハを紹介する意図のもとにフランス語で書いた『バッハ』が、その後ドイツ語で書いた増補版によって、今や古典的名著となっていることはとても象徴的です。今回は、かれの主著と自伝の中から、明晰で滋味豊かなシュヴァイツァーの文章を味わいたいと思います。テキストはこちらで用意します。

【講座スケジュール】
第1回 01-20 13:00~14:30
第2回 01-27 13:00~14:30
第3回 02-03 13:00~14:30
第4回 02-10 13:00~14:30
第5回 02-17 13:00~14:30
第6回 02-24 13:00~14:30

備考

【対象者】
ドイツ語初級文法を一通り終えた方

単位数:1単位

※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 中居 実
肩書き 元首都大学東京教授
プロフィール 1948年岩手県生まれ。1976年都立大学大学院修士(ドイツ文学)。研究分野:ドイツ・オーストリア文学。研究テーマ:ハインリヒ・ハイネ研究、ドイツ19世紀小説研究、ドイツ語圏のフォークロア・民衆文化研究、「ウィーンの唄」研究。『ドイツの世紀末-ウィーン、聖なる春』(共訳)、『ドイツ名句事典』(共著)など
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