大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
ドイツ語をある程度勉強した方が、辞書を使って比較的平易なテキストを読む講座です。基本となる文法事項を常に対照・確認ししながら、ゆっくり一歩ずつ読み進めていきます。
今回は、少し趣向を変えて、様々なスタイルの、短い、多彩なテキストを読んでいきます。具体的には、時事的報道文、歴史書からの抜粋、料理のレシピ―、ウィーンの唄(の歌詞)、カフカの掌編作品、リンゲルナッツの物語詩(バラード)などですが、それぞれを1回ないし2回の講義で読み終えながら次のテキストへ、という風に進めていきます。
教室では皆さんに訳していただきますが、それが難しいようでしたら、もっぱら解説を聞くことと内容の理解に集中する、という受講の仕方でも構いません。
ドイツ語圏の、多彩な文章世界を垣間見ることができると思います。どうぞ、奮ってご参加ください。

【講座スケジュール】
第1回 10-19 13:00～14:30
第2回 10-26 13:00～14:30
第3回 11-02 13:00～14:30
第4回 11-09 13:00～14:30
第5回 11-16 13:00～14:30
第6回 11-30 13:00～14:30
第7回 12-07 13:00～14:30
第8回 12-14 13:00～14:30
第9回 12-21 13:00～14:30

※独和辞典(あるいは電子辞書)とノートは必ずご持参ください。参考書などはご自由にお持ちください。
※教材はプリントを配布します。
※「ドイツ語を読む―初級から中級へ【夏期】」(2019年度夏期実施)の継続講座ですが、ドイツ語初級文法を一通り終えた方であれば、新規の受講も歓迎します。

【対象者】
「ドイツ語を読む―初級から中級へ【夏期】」(2019年度夏期実施)を修了された方、ドイツ語初級文法を一通り終えた方

単位数：2単位

名前	中居 実
肩書き	元首都大学東京教授
プロフィール	1948年岩手県生まれ。1976年都立大学大学院修士(ドイツ文学)。研究分野:ドイツ・オーストリア文学。研究テーマ:ハインリヒ・ハイネ研究、ドイツ19世紀小説研究、ドイツ語圏のフォークロア・民衆文化研究、「ウィーンの唄」研究。『ドイツの世紀末-ウィーン、聖なる春』(共訳)、『ドイツ名句事典』(共著)など