大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
  フランス語の初級段階をひととおり終えた方を対象に、中級フランス語への一歩として、いくつかの文法事項(直説法単純未来、条件法、接続法など)を復習しながら、フランス語で書かれた文学作品を読み、またCDを活用して、フランス語のリズムに慣れるための音読も行います。今期はまずボードレールの散文詩を読み、次に書き言葉で用いられる直説法単純過去について確認したのち、日本においても知られている、19世紀の作家ヴィクトル・ユゴーの『レ・ミゼラブル』からの一節に挑戦します。これまで学んできた文法の確認はもちろん、音や響きとしてのフランス語にもふれ、語彙や表現を増やし、より深くフランス語を味わってもらいたいと思います。進度は受講者のみなさんの様子で調整します。

【講座スケジュール】
第1回 01-11 13:00～14:30
第2回 01-18 13:00～14:30
第3回 01-25 13:00～14:30
第4回 02-01 13:00～14:30
第5回 02-08 13:00～14:30
第6回 02-15 13:00～14:30
第7回 02-22 13:00～14:30
第8回 03-01 13:00～14:30
第9回 03-08 13:00～14:30
第10回 03-15 13:00～14:30

※テキストは教室にて販売:『読むことのたのしみ』(CD付き)斉藤広信、小幡一雄(早美出版社)1，728円(税込)
※持ち物:仏和辞典
※「フランス語中級セミナー【秋期】」(平成30年度秋期実施)の継続講座ですが、初級レベルのフランス語の復習も行いますので、直説法の動詞を一通り学んだことがあれば、新規の方の受講も可能です。

【対象者】
初級修了程度、あるいはさまざまな文法項目を復習しながら単純過去を学びたい方

単位数：2単位

名前	稲村 真実
肩書き	立教大学ほか非常勤講師
プロフィール	立教大学大学院博士前期課程修了後、パリ第8大学に留学。1994年、同大学院にてフランス文学の専門研究課程修了証書(D.E.A.)を取得。一時帰国後、1998年からフランス政府給費留学生として、パリ第8大学博士課程(女性研究センター)に留学。2002年～2007年立教大学ランゲージセンター講師。現在、立教大学、津田塾大学ほか非常勤講師。