大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
春期講座に引き続き、ベルンハルト・シュリンク(1947-)のベストセラー小説『朗読者』を読みたいと思います。第二部を中心に読み進めていきます。
3部構成からなる長編小説ですが、比較的読みやすいドイツ語で書かれており、章立ても細かく設定されていますので、初級文法を終えられた方から、中・上級レベルの実力をお持ちの方まで幅広く読んでいただけると思います。ストーリーの流れに乗って原作の作品世界をじっくり味わいたいと思います。
1995年に発表されたこの長編小説はのちに映画化もされ、ご存知の方も多いと思いますが、まだ原作を日本語でお読みでない方は、あえて翻訳は手に取らずに、ドイツ語だけで味わっていただくのもいいかもしれません。ぜひご参加ください。

●ベルンハルト・シュリンク 『朗読者』 を読む

【講座スケジュール】
第1回 07-13 10:30～12:00
第2回 07-20 10:30～12:00
第3回 07-27 10:30～12:00
第4回 08-24 10:30～12:00
第5回 08-31 10:30～12:00
第6回 09-07 10:30～12:00
第7回 09-14 10:30～12:00
第8回 09-21 10:30～12:00

※テキストは各自事前購入:『Der Vorleser』Bernhard Schlink(Diogenes)1，577円(参考価格)を予定。詳細は受講案内にてご確認ください。
※持ち物:独和辞典
※「ドイツ語中級講読【春期】」(平成30年度春期実施)の継続講座ですが、参加時の箇所から進むことをご了承いただけるのであれば、新規の受講も歓迎します。

【対象者】
ドイツ語文法をひと通り終えられた方。まとまったドイツ語を読んでみたい方

単位数：2単位

名前	西野 路代
肩書き	首都大学東京非常勤講師
プロフィール	首都大学東京・大妻女子大学非常勤講師 東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得 専門分野は現代ドイツ文学、現代オーストリア文学 著書に『エルンテ』(共著)など