講座詳細情報
申し込み締切日:2022-10-28 / その他実用 / 学内講座コード:講座6
フィールドワークをやってみよう:「面白いこと」に気がつくための技術
- 開催日
- 11月12日/11月19日/12月3日/12月10日
12月17日
- 講座回数
- 5
- 時間
- 土曜日 10:40~12:10
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 7,500円
- 定員
- 15
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
皆さんは道端の石ころを拾い上げて、その石ころの意味を考えたことはありますか?フィールドワークは、現場でこれまでの常識をひっくり返す「新しい何か」に気づいていくための技術です。そのためには普段、当たり前と思って見過ごしている状況に気がついていく感性を鍛えなければなりません。この感性を鍛えると、ご自身の人生のなかで「新しい発見」、「面白いこと」が確実に増えます。この講座は、「面白いこと」を発見したい人、現場で豊かな人間関係を築きたい人、医療福祉の対人援助職、教育関係者などを歓迎します。本講座でフィールドワークの技術を身につけ、当たり前をひっくり返す面白さを経験してみましょう。
【講座日程】
①11月12日 講義&討論:「フィールドワークって何だろう?」
人類学者による「フィールドワーク」の実例を通して調査の面白さと難しさを学びます。
報告書に「書けること/書けないこと」について考えてみましょう。
②11月19日 フィールドワーク実習その1:「ガラクタ探し」
住み慣れた暮らしの場、通い慣れた通勤・通学路、いつも買い物に行く店など、
これらの場で用途不明の「ガラクタ」 を見つけてみましょう。
③12月3日 フィールドワーク実習その2:「サウンドウォーク」
住み慣れた暮らしの場、通い慣れた通勤・通学路、いつも買い物に行く店など、
これらの場で聞き慣れない「変わった音」を探してみましょう。
④12月10日 フィールドワーク実習その3:「人間観察」
あなたがよく利用する公園、喫茶店、図書館、駅、大学キャンパスなどで、
興味や関心が持てそうな「面白そうな人」を見つけてみよう。
⑤12月17日 総括:あなたの「面白いこと」は?
フィールドワーク実習その1、その2、その3で得られた活動記録からどのようなことが
学び取れるかを検討し、自分なりの知的発見と気づきの技術を整理してみましょう。
【講座日程】
①11月12日 講義&討論:「フィールドワークって何だろう?」
人類学者による「フィールドワーク」の実例を通して調査の面白さと難しさを学びます。
報告書に「書けること/書けないこと」について考えてみましょう。
②11月19日 フィールドワーク実習その1:「ガラクタ探し」
住み慣れた暮らしの場、通い慣れた通勤・通学路、いつも買い物に行く店など、
これらの場で用途不明の「ガラクタ」 を見つけてみましょう。
③12月3日 フィールドワーク実習その2:「サウンドウォーク」
住み慣れた暮らしの場、通い慣れた通勤・通学路、いつも買い物に行く店など、
これらの場で聞き慣れない「変わった音」を探してみましょう。
④12月10日 フィールドワーク実習その3:「人間観察」
あなたがよく利用する公園、喫茶店、図書館、駅、大学キャンパスなどで、
興味や関心が持てそうな「面白そうな人」を見つけてみよう。
⑤12月17日 総括:あなたの「面白いこと」は?
フィールドワーク実習その1、その2、その3で得られた活動記録からどのようなことが
学び取れるかを検討し、自分なりの知的発見と気づきの技術を整理してみましょう。
講師陣
名前 | 鈴木 勝己(スズキ カツミ) |
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肩書き | 相模女子大学 非常勤講師 |
プロフィール | 担当講師は長年、東南アジア・タイのエイズホスピス寺院において人類学調査を実施してきた。ホスピス寺院で暮らす人びとは、エイズに苦しむ過酷な日常を生きながらも笑顔を絶やさず、周囲の人びとと素晴らしい人間関係を築いている。また、担当講師は横浜市の特別養護老人ホームにおいて認知症高齢者の介護業務に携わっている。認知症高齢者の固有の考え方や行動がしばしば問題視されるが、これらを問題としてではなく「文化」として捉えてみると、これまでとは違うつきあい方があることに気がつく。以上のように、担当講師は異文化コミュニケーションによる人間関係の構築が人類学調査において重要があることを示してきた。 |