講座詳細情報
申し込み締切日:2021-11-12 / 文学:その他教養
日本の秘境冒険小説を読む
- 開催日
- 11月27日(土曜日)
- 講座回数
- 全1回
- 時間
- 15:00~16:30(土曜日)
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,500円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
戦前から戦後にかけて 、 日本では、地球上の未踏の地 「 秘境 」 を舞台とした冒険小説が続々と書かれました。今日の目から見れば留意すべき問題点は多々あるものの、これらの小説は、欧米の同種の小説とはっきり異なった特徴を示しており、日本の自然観、文明観、 世界観を考える上で、尽きることのない興味深い材料を提供してくれます。今回の講座では、こうした日本独自の秘境冒険小説隆盛のきっかけとなった小栗虫太郎の『有尾人』を取り上げ、ハガードの『洞窟の女王』に代表される欧米の秘境冒険小説と比較しながら読み解き、その特質について考えます。
【講座日程・講座内容】
11月27日 ハガード『洞窟の女王』と小栗虫太郎『有尾人』
【講座日程・講座内容】
11月27日 ハガード『洞窟の女王』と小栗虫太郎『有尾人』
講師陣
名前 | 田畑 雅英 |
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肩書き | 相模女子大学・相模女子大学短期大学部学長、学芸学部メディア情報学科教授 |
プロフィール | 専門はメディア文化学、ヨーロッパ文化学。音楽劇、映画、文学など、主として「フィクション」や「ドラマ」と文化に関わるさまざまな表現メディアを研究対象としている。著書に『小説のナラトロジー-主題と変奏-』(共著)、訳書に『ドイツ運命劇集』(共訳)等。 |