講座詳細情報
申し込み締切日:2023-10-06 / 文学:宗教・哲学:世界史 / 学内講座コード:23B03
21世紀のシモーヌ・ヴェイユ
- 開催日
- 10月13日(金)~12月15日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 18:30~19:50
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 10,000円
- 定員
- 25
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
フランスの女性哲学者シモーヌ・ヴェイユ(1909-1943)は、生前にほとんど著作を発表しなかった。だが、『根をもつこと』などの遺稿がアルベール・カミュによって公刊され、多くの作品が今も読み継がれている。加藤周一、須賀敦子など戦後日本の思想家、文筆家は、ヴェイユのどこに惹かれたのか。現代人が直面する「社会的排除」「労働」「信仰」「戦争」などの課題に、ヴェイユがどう取り組んだのか。受講生の皆さんと考えたい。
講座の進め方
講義形式だが、ディスカッション重視。ヴェイユの代表作から1,2ページの邦訳抜粋を選んでその歴史的・社会的文脈とともに、カミュや須賀敦子らがヴェイユのどこを、どう読んでいるのかを説明。受講生に意見を求めながら、まとめてゆきたい。
【講座スケジュール】
1 2023/10/13(金) ヴェイユ、人と作品
2 2023/10/20(金) 労働と信仰のかかわり
3 2023/11/10(金) カミュと加藤周一の見たヴェイユ
4 2023/12/01(金) 占領下のフランスとロンドン亡命政府
5 2023/12/15(金) シモーヌ・ヴェイユと現代
フランスの女性哲学者シモーヌ・ヴェイユ(1909-1943)は、生前にほとんど著作を発表しなかった。だが、『根をもつこと』などの遺稿がアルベール・カミュによって公刊され、多くの作品が今も読み継がれている。加藤周一、須賀敦子など戦後日本の思想家、文筆家は、ヴェイユのどこに惹かれたのか。現代人が直面する「社会的排除」「労働」「信仰」「戦争」などの課題に、ヴェイユがどう取り組んだのか。受講生の皆さんと考えたい。
講座の進め方
講義形式だが、ディスカッション重視。ヴェイユの代表作から1,2ページの邦訳抜粋を選んでその歴史的・社会的文脈とともに、カミュや須賀敦子らがヴェイユのどこを、どう読んでいるのかを説明。受講生に意見を求めながら、まとめてゆきたい。
【講座スケジュール】
1 2023/10/13(金) ヴェイユ、人と作品
2 2023/10/20(金) 労働と信仰のかかわり
3 2023/11/10(金) カミュと加藤周一の見たヴェイユ
4 2023/12/01(金) 占領下のフランスとロンドン亡命政府
5 2023/12/15(金) シモーヌ・ヴェイユと現代
備考
【テキスト】
書籍名:重力と恩寵
著者名:シモーヌ・ヴェイユ
出版社:岩波文庫 ISBN 978-4003369043、ちくま学芸文庫 ISBN 978-4480082428
金額:1243円、1320円
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
書籍名:重力と恩寵
著者名:シモーヌ・ヴェイユ
出版社:岩波文庫 ISBN 978-4003369043、ちくま学芸文庫 ISBN 978-4480082428
金額:1243円、1320円
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 有田 英也 |
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肩書き | 文芸学部教授 |
プロフィール | 専攻:フランス文学・思想 ドーデ『風車小屋だより』の文庫解説や、ジオノ小説のマンガ化にちなんだ講演で、南フランスの風土を懐かしんでいますが、彼らが経験した戦争と差別は、終生の研究テーマです。ヴェイユについて仏文学会で話した他、『別冊水星通信 シモーヌ・ヴェイユ』に寄稿。 |