講座詳細情報
申し込み締切日:2023-07-18 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:APー23013ーB
アダムとエバの自分探しー聖書を哲学するー【オンライン受講】
- 開催日
- 2023年7月21日(金)
- 講座回数
- 1
- 時間
- 11:00~12:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,980円
- 定員
- 100
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
アダムとエバは聖書物語に登場する、神が創造した最初の男女です。楽園エデンに暮らす彼らは「禁じられた木の実」を食べる罪を犯して追放される(失楽園)ーーこれは、とても有名な聖書物語の一つです。
聖書はキリスト教を信じるクリスチャンのためのもの、クリスチャンが自分の信仰する「神」を知るために読むためのもの、というのが一般的な理解かと思います。ですが本講座においては、「神」ではなくむしろ私たち自身、つまり「人間」をより深く知るために、聖書物語をキリスト教の教義から自由に、哲学的な方法で読んでいきます。
聖書の著者は神ではなく人間です。聖書は神を想う無数の人間たちが記した書物なのです。だからこそ、聖書の物語を紐解けば、豊かな感情世界で揺れる様ーな人間の悲哀や歓びが透かし見えてきます。今回は「アダムとエバ」物語をはじめ、キリスト教の有名な聖書物語のいくつかをあえて異なる複数の視点から読み解きます。神学者だけではなく、精神分析家、哲学者の解釈にも触れつつ、一緒に楽しく聖書を「哲学」しましょう。
聖書はキリスト教を信じるクリスチャンのためのもの、クリスチャンが自分の信仰する「神」を知るために読むためのもの、というのが一般的な理解かと思います。ですが本講座においては、「神」ではなくむしろ私たち自身、つまり「人間」をより深く知るために、聖書物語をキリスト教の教義から自由に、哲学的な方法で読んでいきます。
聖書の著者は神ではなく人間です。聖書は神を想う無数の人間たちが記した書物なのです。だからこそ、聖書の物語を紐解けば、豊かな感情世界で揺れる様ーな人間の悲哀や歓びが透かし見えてきます。今回は「アダムとエバ」物語をはじめ、キリスト教の有名な聖書物語のいくつかをあえて異なる複数の視点から読み解きます。神学者だけではなく、精神分析家、哲学者の解釈にも触れつつ、一緒に楽しく聖書を「哲学」しましょう。
講師陣
名前 | 伊原木 詩乃 |
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肩書き | 龍谷大学非常勤講師 |
プロフィール | 1974年神戸市生まれ。2005年スイス・ジュネーブ大学にてDEA(組織神学)取得。2009年京都大学大学院文学研究科博士課程 修了。文学博士。著書『シモーヌ・ヴェイユのキリスト教ーー善なる神への信仰』(2012年、教友社)など。専門は宗教哲学。 |