講座詳細情報
申し込み締切日:2023-01-16 / 宗教・哲学:世界史 / 学内講座コード:OL-22011-2
『涅槃経』を読む-ブッダ最期の物語から臨終を考える-
- 開催日
- 2022年12月27日(火)~2023年1月29日(日)
- 講座回数
- 1
- 時間
- 0:00~24:00
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,320円
- 定員
- 100
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
クシナガラで80歳の生涯を終えたブッダは、死の苦しみと対峙することになりました。この時のあり様を描いたのが『涅槃経』という経典です。この経典の興味深いところは、諸行無常という仏教の根幹をなす理法を軸としつつも、「死んだらお終い」ではないある種の継続性という、一見すれば矛盾しているようにも思える内容を同時に包含しているところです。『涅槃経』に説かれるブッダ最期の物語から我々にも必ず訪れる臨終について考えていきます。
講師陣
名前 | 井上 陽 |
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肩書き | 相愛大学人文学部准教授 |
プロフィール | 専門はインド仏教、仏教文化史。インドから各地へ伝播した仏教を文献と考古学資料を用いて研究。フィールドワークで得た知見から仏教の受容と変容を探る。主要論文に、「カーピシー出土仏像にみられる?肩の意味」「ストゥーパと出家者」「ヤッカウラング周辺の仏教遺跡」など。 |