講座詳細情報
申し込み締切日:2022-09-17 / 自然科学・環境 / 学内講座コード:OL-21023
カメムシ類の共生と寄生-ホソハリカメムシを例として-
- 開催日
- 2022年8月26日(金)~2022年9月30日(日)
- 講座回数
- 1
- 時間
- 0:00~24:00
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,320円
- 定員
- 100
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
カメムシ類は、さわると悪臭を放出する「不快害虫」として知られています。また、色々な農作物を加害する「農業害虫」でもあります。ホソハリカメムシは、水稲の穂を吸汁加害する害虫です。このホソハリカメムシには、天敵として、ホソカメムシの卵に卵を産むハチ(卵に寄生しますので卵寄生蜂といいます)がいます。また、ホソハリカメムシは、消化管内に共生細菌を保有しており、この細菌はカメムシの生存のために非常に重要な働きをしています。本講座では、ホソハリカメムシについて、天敵と共生細菌について紹介します。
講師陣
名前 | 樋口 博也 |
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肩書き | 龍谷大学農学部教授 |
プロフィール | 専門は、昆虫生態学、害虫管理学。水稲やダイズを加害する害虫、特に、カメムシ類を対象にして、生活史の解明や天敵についての研究、被害を予測し発生予察技術を開発する研究にたずさわってきました。 |