講座詳細情報
申し込み締切日:2022-06-13 / 日本史:政治 / 学内講座コード:OL-22005
藤原氏の権力継承過程と中宮定子ー平安京内裏遺跡の報道からー
- 開催日
- 2022年5月27日(金)~2022年6月26日(日)
- 講座回数
- 1
- 時間
- 0:00~24:00
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,320円
- 定員
- 100
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
古代史に関わる報道をもとに、どこまでそのように言えるのか、言えないのかなどをはじめ、最近の研究成果をおりこみながら、古代史研究が今どのように古代史像を理解しようとしているのかを、朝鮮半島や中国など国際的な視点もふまえつつ考えていきたいと思います。 今回は、2021年11月に報道された平安京内裏の登華殿・弘徽殿(皇后らの住む後宮)発掘の話を基に、ここで暮らした中宮定子をめぐる藤原氏内部の権力争いや、『枕草子』『大鏡』の著名な話についての歴史的理解、さらには中宮定子の時代は古代なのか中世なのか、時代区分の問題も含め解説したいと思います。
講師陣
名前 | 松波 宏隆 |
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肩書き | 元龍谷大学非常勤講師 |
プロフィール | 龍谷大学文学研究科修了。主要論著に、「高句麗山城城壁の女墻後接方孔(柱洞)の構造と機能」(徐光輝編『東北アジア古代文化論叢』)、「『日本書紀』に登場しない百済二王―毘有王・武王をめぐって―」(松倉文比古編『続日本古代の社会と宗教』)など。 |