講座詳細情報
申し込み締切日:2022-01-17 / 日本史 / 学内講座コード:OL-21049
足利義昭 打倒信長の挙兵 -琵琶湖・淀川水系の城と最後の将軍-
- 開催日
- 2021年12月24日(金)~2022年1月30日(日)
- 講座回数
- 1
- 時間
- 0:00~24:00
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,320円
- 定員
- 100
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
織田信長の支援を受けて将軍となって足利義昭。信長の傀儡というイメージもありますが、近年の歴史研究は義昭の独自性を明らかにしています。やがて武田・朝倉・本願寺らが反信長連合を形成する中、義昭は打倒信長を決意し、元亀4年(1573)2月に加勢する軍勢が蜂起しました。その舞台は湖南の石山、堅田と琵琶湖に面した城郭で、7月の再挙兵の際には義昭自身が宇治川の中洲にあった槇島城に入り、淀、伏見という淀川水系の城も連動します。義昭の軍勢は、あっけなく信長の攻撃に敗れ、結果的に室町幕府が京都に戻ることはありませんでした。 しかし、義昭挙兵時に機能した城郭は、琵琶湖・淀川水系に分布するという興味深い特徴を見せています。講座ではこの点に注目し、城郭から見た室町幕府最後の将軍足利義昭について考えてみたいと思います。
講師陣
名前 | 中西 裕樹 |
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肩書き | 高槻市文化財課課長 |
プロフィール | 専門は戦国時代の城郭や城下町。前高槻市立しろあと歴史館長。 著書に『戦国摂津の下克上 高山右近と中川清秀』(2019)、編著に『松永久秀の城郭』(2021)などがある。 |