大学公開講座のセカンドアカデミー

基礎文法は理解していても、会話になるとなかなか思うように話せる人は少ないのではないでしょうか。そのため、本講座はできるだけ会話を中心とした授業をします。まず、今まで習得した基礎文法または語彙を復習し、タイ語の会話を練習しながら、質疑応答の力が身につくようにします。具体的には、現地の人がよく使う表現や日常会話を取り上げたり、旅行のときの会話など、タイ人とのコミュニケーションができるような会話の習得を目指します。一方、教材はタイ文字で書いてあるものを使用し、読み書きも練習しながら、文章力を高めます。

【講座スケジュール】
第1回 9月28日
春期に習得した文法を復習しながら、会話を練習します。
第2回 10月5日
文法：「〜かどうか」の疑問詞、程度・頻度を表す副詞、「〜と思う」の表現、「〜も〜も」の並列の接続詞
第3回 10月19日
文法：「〜と」「〜から」の前置詞、「一緒に」「一人で」の表現、「どのように」の手段・方法を質問する表現、「どうですか」の感想を聞く表現
第4回 10月26日
会話：「休日にどこかへ行きますか」、新出語彙と関連語彙、学習した文法を使用し自らが作成し、会話と聞き取りの練習をする
第5回 11月2日
文法：「もし〜たら」仮定・条件の接続詞、「なぜ〜」原因、理由を尋ねる表現、「〜してみる」の表現、「〜してから、〜する」の順序の接続詞
第6回 11月9日
文法；「もうすぐ〜」の表現、「〜しましょう」の表現、「多分〜でしょう」推量の助動詞、「あと/もう〜」の表現
第7回 11月16日
会話：「もうすぐ着きます」、新出語彙と関連語彙、学習した文法を使用し自らが作成し、会話と聞き取りの練習をする
第8回 11月30日
会話：タイのチラシの文字書体を学習し、その内容を基にして質問と答え方の練習をする
第9回 12月7日
文法：「あげる、くれる」「もらう」の動詞、「〜たり〜たり」の表現、「〜か〜」選択疑問文の接続詞、「〜あるいは〜」の接続詞、名詞の量語
第10回 12月14日
会話：「休日は何をしますか」、新出語彙と関連語彙、学習した文法を使用し自らが作成し、会話と聞き取りの練習をする
第11回 12月21日
文法：「〜してすみません」の表現、事柄・事象の発生する時の表現
第12回 1月11日
文法：「〜ですか」の疑問文、「〜なので」因果関係の接続詞、「これから/今度から」の表現
第13回 1月25日
会話：「どうもすみませんでした」、新出語彙と関連語彙、学習した文法を使用し自らが作成し、会話と聞き取りの練習をする
第14回 2月1日
今期に習得する文法を再度確認し、まとめにします。

使用テキスト: 授業時にプリント配布

受講対象者: タイ文字のテキストを使用する授業なので、これまでタイ文字の規則を習ったことがある人や、まだその理解が完全ではない人。タイ文字や文法を復習し、最終的に実践的な会話を習得したい方。

名前	Srivanasont Patthanit
肩書き	桜美林大学オープンカレッジ講師
プロフィール	－