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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-04-09 / 健康・医療:スキル:その他実用 / 学内講座コード:Y14501

喪失・悲嘆に向き合う グリーフ・カウンセリング講座      初級から中級へ

主催:桜美林大学アカデミー桜美林大学アカデミー(東京都)]
問合せ先:桜美林大学アカデミー TEL:03-5367-1322
開催日
4/19、4/26、5/10、5/24、5/31、6/21、6/28、7/5、7/12、7/19(土)
講座回数
10回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
25,700円
定員
20
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

人生上には多くの喪失体験が必ずある。愛する人との別れ、突然死など、さらには自死が生じ、大きな悲嘆や不条理感を味わうことがある。リストラや失業も現代では誰もが抱える不安葛藤である。高齢者が体験する人生の悲哀・生きる意欲の減退等も、ここで取り組む課題の一つである。グリーフ・カウンセリング学は、そうした喪失悲嘆の感情をどう理解し、事態をどう切り抜けるかを助言する学問といえる。
カウンセリング学には多くの潮流があるが、ここでは構成主義やナラティヴ・アプローチに依拠する新しい理論を紹介する。グリーフの領域では、この新しい理論や技法が大きな意味を持ち、喪失が贈り物に変る道筋を示唆する。
本年からはこども対象のグリーフ・サポート理論と技法を教授する専門家に加わってもらい、ますます充実した講座になっている。


【各回テーマおよび内容】
 4/19(土)
 「悲縁から福縁へ」  (水野治太郎)

 4/26(土)
 「構成主義とナラティヴ導入へ―悲嘆主義との違い」  (水野治太郎)

 5/10(土)
 「喪失を贈り物に変るために」  (水野治太郎)

 5/24(土)
 「言説と気持ち」  (生田かおる)

 5/31(土)
 「新たな名付け」  (生田かおる)

 6/21(土)
 グリーフの課題  「喪失の受容と悼みの経験」  (鈴木剛子)

 6/28(土)
 グリーフの課題  「愛着の絆 再構成」  (鈴木剛子)

 7/5(土)
 喪失の意味 再構成 「死別後の成長に向けて」  (鈴木剛子)

 7/12(土)
 「喪失を体験した子どもの理解」  (高橋聡美)

 7/19(土)
 「喪失を体験した子どもへの支援」  (高橋聡美)

備考

【主たる受講対象(推奨)者】
一般市民・喪失体験者・看護士・介護士・カウンセラー等

【参考教材】
『喪失は贈り物に変わる―悲嘆回復の物語集』水野治太郎編 久美出版 1,600円(税別)
『<大切なものを失ったあなたに』 ロバート・A・ニーメヤー著 鈴木剛子訳 春秋社 2,300円(税別)

講師陣

名前 水野 治太郎
肩書き 麗澤大学名誉教授 NPO法人千葉県とうかつ「生と死を考える会」理事長 
プロフィール 臨床人間学専攻。喪失体験者を中心に、支援方法を探究。21年間にのべ3千名以上の人々に向き合ってきた。
名前 鈴木 剛子
肩書き グリーフ・カウンセリング・センター(GCC)代表
プロフィール カナダ、キングス大学にて死生学と悲嘆学の専門課程修了。現在は都内でGCCを主宰。認定グリーフ・カウンセラーを輩出している。
名前 生田 かおる
肩書き 横浜国大保健管理センター非常勤カウンセラー  青山学院大学非常勤講師
プロフィール ワシントン家族療法研究所集中コースを修了し、北オランダ心理療法研究所非常勤カウンセラーとして活躍後、現在は横浜国立大学留学生センターカウンセラー、青山学院大学・産業能率大学の非常勤講師。
名前 高橋 聡美
肩書き つくば国際大学 医療保健学部看護学科精神看護学 教授
プロフィール 東北大学大学院 医科学系研究科博士課程を修了。著書、学術論文等多数。自死遺族支援や東日本大震災遺児支援の講演・セミナーなどを多数行っている。
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