大学公開講座のセカンドアカデミー

「源氏物語」は香の文化です。香から読み解くと、千年の時空を超えて感嘆の世界に出会えます。「源氏物語」を入り口に、和の香のワンダーランドへと誘います。
焚きしめる香に包まれながら語られる、古代インドから西と東へ四千年の香のドラマをご堪能いただくと共に、香道とは何か？香木伽羅の「聞香」もご体験いただきます。
銀座を拠点に430年続く香司「香十」代表で劇作家でもある講師ならではの、知的エンターテイメント溢れる文化サロンスタイルの講座です。

【講座スケジュール】
1. 6/1(水) 19:00～21:00 「源氏物語」へ3千年の香のドラマ

2. 7/6(水) 19:00～21:00 「梅ケ枝・六条院の薫物合せ」原文朗読で見えてくる真実のドラマ

3. 8/3(水) 19:00～21:00 香を色としてまとう「香染」とは？ 千年の美の再現作品に触れる

4. 9/7(水) 19:00～21:00 後に「香道」に生きる源氏物語　香木伽羅の「聞香」体験

名前	稲坂　良弘
肩書き	香司「香十」代表　劇作家
プロフィール	430年続く香司「香十」代表取締役で劇作家 早稲田大学にて演劇を専攻。在学中から在籍していた「劇団文学座（研究所三期）」を出発に、脚本家の道を歩む。 テレビ、舞台に2万5千枚もの執筆を続けながら、自らも舞台に立ち演出も行う。　日本の香道が初めて世界へ実演紹介された1982年、ニューヨーク国連本部の舞台構成・演出を担当。　メディアからは「香の伝道師」と呼ばれ、昨今ではそのドラマティックな「和の香語り」がたいへんな人気を浴びている。