講座詳細情報
申し込み締切日:2017-05-08 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:A717
喪服の西洋文化
- 開催日
- 2017年5月15日(月)、5月29日(月)
- 講座回数
- 2
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,200円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
葬送儀礼は私たちの人生のなかでもっともエチケットが要求される文化のひとつでしょう。また、喪服は黒というのが現代人の通念かと思います。ところが、西洋の歴史を眺めてみると、明るく華やかな葬送儀礼が存在したり、厳しいエチケットが要求される寡婦の喪服にも、白色が用いられる時期が存在したりします。このような色鮮やかな喪服や寡婦のエチケットの意味を読み解きます。第1回はバチカン市国のローマ教皇の葬儀の事例を取り上げ、第2回は17世紀か
ら19世紀にかけての西洋の寡婦の喪服のエチケットについて論じます。
ら19世紀にかけての西洋の寡婦の喪服のエチケットについて論じます。
講師陣
名前 | 日本女子大学家政学部准教授 |
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肩書き | 内村理奈 |
プロフィール | 日本女子大学家政学部被服学科准教授。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科単位取得満期退学、博士(人文科学)。専門分野:西洋服飾文化史。著書:『モードの身体史:近世フランスの服飾にみる清潔・ふるまい・逸脱の文化』(悠書館、2013年)、『ヨーロッパ服飾物語』(北樹出版、2016年)他。 |