講座詳細情報
申し込み締切日:2017-06-19 / その他教養 / 学内講座コード:A712
『フランダースの犬』とヴィクトリア朝の犬たち
- 開催日
- 2017年6月26日(月)
- 講座回数
- 1
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 2,100円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
アニメーションでおなじみの児童書『フランダースの犬』(1872年)はウィーダ(本名マリ・ルイーズ・デュ・ラ・ラメ)が書いた物語です。彼女がこの本を書いたのは、彼女が大の犬好きであったからですが、このことに加えて、当時の動物に関する考え方が大きく影響しています。動物への虐待禁止や思いやりが叫ばれ、法的制度がととのい始めたのは、この19世紀になってからです。また、19世紀のイギリスは犬の大ペットブームでした。これらの、動物や犬に関する時代背景を見ながら、『フランダースの犬』を考えていきたいと思います。
講師陣
名前 | 日本女子大学文学部教授 |
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肩書き | 三神和子 |
プロフィール | 日本女子大学文学部英文学科教授。津田塾大学大学院文学研究科博士課程後期修了。イギリスの女性史を動物愛護の視点から研究。論文「ヴィクトリア朝のペットブームと犬泥棒」、共編著『ピーターラビットは時空を超えて』、監修「ヴィクトリア女王と愛犬たち」『ガゼット』(ジャパンケネルクラブ発行)2016年9月号。など他多数。 |