講座詳細情報
申し込み締切日:2017-06-27 / 文学 / 学内講座コード:A701
能のイロハ
- 開催日
- 2017年7月4日(土)
- 講座回数
- 1
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- -
- 定員
- 100
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
日本文化の結晶、室町時代に生まれた伝統芸能である能は、象徴的でわかりにくい印象があります。現代に生きる能を身近なものと感じていただくために、その歴史のなかから、大成者である観阿弥・世阿弥父子や、世阿弥息の元雅、金春禅竹や観世信光などの能作者について語り、また生み出された特徴ある主な曲を紹介します。さらに能の一部を鑑賞し(『船弁慶』など)、能面(能は仮面芸術といわれる)を映像で見せながら、能を解き明かします。また、オペラや和・洋楽など、他分野とのコラボレーション(新曲『浦島』『隅田川』など)も試みてきた氏の活躍の一端を示します。最後に、能『猩々』の一節をご参加の皆さまといっしょに謡い、謡の楽しさにふれてみます。
講師陣
名前 | 野村四郎 |
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肩書き | 能役者・日本能楽会会長/東京藝術大学名誉教授重要無形文化財各個認定(人間国宝) |
プロフィール | 1936年狂言方野村万蔵の四男として生まれる。狂言『靭猿』の猿で初舞台。1952年シテ方をめざし、25世観世左近元正宗家に入門師事。観世寿夫にも師事する。能楽界の重鎮として活躍。能の主な曲を上演するほかに、新作能や他のジャンルとの共演も試みる。海外公演多数。著作に『能を彩る文様の世界』、『仕舞入門講座』、『狂言の家に生まれた能役者』、DVD『仕舞入門―雪・月・花』など。文化庁芸術祭優秀賞、芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、観世寿夫記念法政大学能楽賞、日本芸術院賞。重要無形文化財各個認定(人間国宝)。 |