講座詳細情報
申し込み締切日:2016-10-20 / 文学:世界史:その他教養 / 学内講座コード:B609
現代アメリカ社会と人種
- 開催日
- 2016年10月27日(木)、11月24日(木)
- 講座回数
- 2
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,200円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
2014年夏のアメリカ、アフリカ系アメリカ人青年を白人の警察官が射殺した事件は、アメリカ社会において未だ「人種」が持つ重い意味を告げ知らせ、その後連日のように、大規模な抗議運動が起きています。だが、これよりわずか6年前、アメリカ社会のイメージは異なっていたはずです。アメリカ史上初の「黒人大統領」が誕生し、多くの人びとは、アメリカ社会はついに奴隷制以来の人種主義を過去のものにした、と思っていたのではないでしょうか。では、アメリカで何が起きているのでしょうか。本講義では、現代アメリカ社会の転換点となった公民権運動/ブラック・パワー運動の歴史に改めて迫ることを通じて、これらの運動が遺したものとは何かを考えていきます。
講師陣
名前 | 藤永 康政 |
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肩書き | 日本女子大学文学部准教授 |
プロフィール | 日本女子大学文学部英文学科准教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。山口大学人文学部准教授を経て現職。アフリカ系アメリカ人の歴史、公民権運動/ブラックパワー運動を研究。共著書に『越境する一九六〇年代―米国・日本・西欧の国際比較』(彩流社、2012年)など。 |