講座詳細情報
申し込み締切日:2016-11-04 / 文学:日本史:その他教養 / 学内講座コード:B608
海を渡った近世の女性たち
- 開催日
- 2016年11月11日(金)
- 講座回数
- 1
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 2,100円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
現在の長崎県に位置する平戸は、16世紀後半には倭寇の活動拠点であり、17世紀前半にはオランダ商館・イギリス商館が置かれていました。そうしたなか、東アジアから平戸へ、平戸から東アジアへ海を渡って移動した女性や、異国の地で家族を持った女性もいました。これらの女性やその子どもはどのような生涯を送り、後世にどのように伝えられたのでしょうか。豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に連行された「小麦様」、近松門左衛門『国性爺合戦』で知られる鄭成功の母となった田川マツ、平戸からバタフィア(ジャカルタ)に渡った「コルネリア」などを取り上げ、史実と伝承の双方から、近世前期の東アジア海域における人びとの移動について考えます。
講師陣
名前 | 吉村 雅美 |
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肩書き | 日本女子大学文学部専任講師 |
プロフィール | 日本女子大学文学部史学科専任講師。筑波大学大学院人文社会科学研究科博士課程歴史・人類学専攻修了。博士(文学)。専門は日本近世史、対外関係史。著書に『近世日本の対外関係と地域意識』(清文堂出版)。 |