講座詳細情報
申し込み締切日:2016-11-12 / その他教養 / 学内講座コード:B601
世界へ羽ばたく女性たち
- 開催日
- 2016年11月19日(土)
- 講座回数
- 1
- 時間
- 13:00~16:10
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- -
- 定員
- 200
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
1、広岡浅子が成瀬仁蔵の女子教育観に共鳴し、1901 年日本女子大学校の開校へと導きました。そこからは、道なき道を切り拓いた多くの女性たちが巣立って行きました。井上秀・丹下ウメ・大橋廣・原口鶴子・平塚らいてう・上代タノ・鈴木ひでるなど、家政学、自然科学、心理学、平和活動における女性のパイオニアです。自立した女性を育てることを希求した浅子の夢は、存命中に花開いていきました。
2、『赤毛のアン』の翻訳者として知られる村岡花子は、日本キリスト教婦人矯風会の活動を通して広岡浅子と知り合い、彼女が晩年、後進の女性たちのために御殿場二の岡で開いた夏期勉強会に参加します。社会の中で自分のなすべきことは何か…。花子はそこで文学者として進むべき方向性を見出します。随筆などをご紹介しながら、二の岡の勉強会はど
のようなものだったのか、また若き日の花子の思いと決意を読み取ってみたいと思います。
2、『赤毛のアン』の翻訳者として知られる村岡花子は、日本キリスト教婦人矯風会の活動を通して広岡浅子と知り合い、彼女が晩年、後進の女性たちのために御殿場二の岡で開いた夏期勉強会に参加します。社会の中で自分のなすべきことは何か…。花子はそこで文学者として進むべき方向性を見出します。随筆などをご紹介しながら、二の岡の勉強会はど
のようなものだったのか、また若き日の花子の思いと決意を読み取ってみたいと思います。
講師陣
名前 | 1、蟻川芳子 2、村岡美枝 |
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肩書き | 1、一般社団法人日本女子大学教育文化振興桜楓会理事長 2、翻訳家 |
プロフィール | 蟻川芳子 1963年日本女子大学家政学部家政理学科一部卒業。1968年東京工業大学大学院理工学研究科化学専攻博士課程修了、理学博士。同年日本女子大学専任講師。助教授を経て1987年教授。1987~1988年ウィスコンシン大学客員研究員。2005年副学長、2009~2013年日本女子大学学長・理事長、2009年日本女子大学名誉教授。2014年6月より一般社団法人日本女子大学教育文化振興桜楓会理事長現在に至る。所属学会:日本化学会・日本分析化学会。2008年日本分析化学会学会功労賞、2012年日本化学会化学教育賞受賞。 村岡美枝 1982年日本女子大学文学部英文学科卒業。1984年同大学院博士課程前期修了。祖母、村岡花子の書斎を「赤毛のアン記念館・村岡花子文庫」(現在は東洋英和女学院に寄贈)として、作家の妹、村岡恵理と共に著作物、蔵書、資料を保存し、研究。『赤毛のアン』の著者、L.M.モンゴメリの子孫やプリンス・エドワード島州政府と交流を続け、日加友好促進につとめている。主な翻訳書に『あらしのくれたおくりもの』(ベネッセコーポレーション)、『うわさの恋人』(金の星社)、『ウェールズのクリスマスの想い出』(瑞雲舎)、『アンの想い出の日々』(新潮社)などがある。 |