講座詳細情報
申し込み締切日:2016-06-13 / 文学:世界史:芸術・文化 / 学内講座コード:A613
リボンの文化史
- 開催日
- 2016年6月20日(月)
- 講座回数
- 1
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 2,100円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
現代では、女性の「かわいい」の象徴でもあるリボン。ところが、フランス17世紀においては、男性も身に着けるアイテムとなっていました。しかも、体中がリボンだらけになってしまうくらいに身に着けるありさまでした。なぜフランス近世の男性たちは、リボンを身に着けたのでしょうか。その理由を、当時の社交界で読み親しまれていた礼儀作法書を中心に、書簡集や戯曲などの文献や、多くの図像資料をもとに読み解きます。リボンを通して、ヨーロッパ中世に端を発する宮廷風恋愛や、当時の社交界の風俗と深くかかわる、男女の愛の物語をひもときます。
講師陣
名前 | 内村理奈 |
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肩書き | 日本女子大学家政学部准教授 |
プロフィール | 日本女子大学家政学部被服学科准教授。お茶の水女子大学家政学部被服学科卒。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科単位取得満期退学、博士(人文科学)。2015年4月より現職。専門分野:西洋服飾文化史。著書:『モードの身体史:近世フランスの服飾にみる清潔・ふるまい・逸脱の文化』(悠書館、2013年)、『ヨーロッパ服飾物語』(北樹出版、2016年4月刊行予定)他。 |