講座詳細情報
申し込み締切日:2016-06-07 / 文学:日本史:芸術・文化 / 学内講座コード:A612
中近世イタリアの都市と広場
- 開催日
- 2016年6月14日(火)・6月21日(火)
- 講座回数
- 2
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,200円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
イタリア都市の魅力は、「広場(公共空間)」に溢れ出す人々の生活の営みかも知れません。そのイタリアの広場がどのように形作られ、どのように使われてきたのか、時代を代表する都市の広場を街並みとともに紹介します。細い路地や地形に沿ってうねるような街路は、イタリア中世都市の魅力です。そこにぱっと開ける一見不正形な広場にも、中世都市特有の美学を見出すことができます。一方で、15世紀フィレンツェにはじまるルネサンスの影響は建築の様式にとどまらず、次第に街並みをも変貌させていきます。本講座では、広場の造形と街路の構成を通して、中世からルネサンスにかけて都市がどのように変化していったのかを見ていきます。
講師陣
名前 | 片山伸也 |
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肩書き | 日本女子大学家政学部准教授 |
プロフィール | 日本女子大学家政学部住居学科准教授。東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了。フィレンツェ大学建築学部留学、建築設計事務所勤務を経て、2006年4月より現職。博士(美術)。専門はイタリア建築史・都市史。著書に『中世後期シエナにおける都市美の表象』(中央公論美術出版)、『イタリア文化事典』(丸善出版:執筆分担)他。 |